目次
1. ルートの歴史的背景と概要
源頼朝が武家政権を開いた鎌倉は、寺社と史跡が徒歩圏に凝縮した「歩いて巡る古都」。北鎌倉の禅寺群から鶴岡八幡宮・頼朝墓といった幕府ゆかりの史跡、大仏や長谷寺の名刹、そして新田義貞の古戦場・稲村ヶ崎を経て、海の霊場・江の島へ。電車と徒歩だけで、中世日本の政治・信仰・文化を1泊2日でたどれる王道コースです。
2. 1泊2日モデルコース(電車・徒歩/鎌倉五山と江ノ電の旅)
【1日目】北鎌倉の禅寺から鶴岡八幡宮・頼朝墓へ
| 時刻 | スポット・行程 | 見どころ・メモ |
|---|---|---|
| 09:30 | 円覚寺![]() |
元寇の戦没者を敵味方問わず弔うため、8代執権・北条時宗が弘安5年(1282)に創建した禅刹。国宝の舎利殿は日本最古の唐様建築と伝わり、境内の洪鐘(おおがね)も国宝。 |
| ↓ 徒歩約13分 | 北鎌倉の谷戸を鎌倉方面へ | |
| 10:40 | 建長寺![]() |
建長5年(1253)、時の執権・北条時頼が中国僧・蘭渓道隆を招いて開いた日本最初の本格的禅寺。一直線に並ぶ伽藍と巨大な三門・仏殿が中世禅宗様式を今に伝える。 |
| ↓ 徒歩+バス約20分 | 巨福呂坂を越えて鶴岡へ | |
| 12:00 | ランチ:鎌倉市街 | 建長寺発祥と伝わる精進料理「けんちん汁」や、鎌倉野菜を使った定食が名物。小町通り周辺で。 |
| 13:15 | 鶴岡八幡宮![]() |
源頼朝が由比郷から現在地へ遷し、鎌倉幕府の精神的支柱とした武家の守護神。段葛と大石段、源平池が往時の都市設計を伝える。 |
| ↓ 徒歩約8分 | ||
| 14:15 | 源頼朝墓・法華堂跡![]() |
鎌倉幕府を開いた初代将軍・源頼朝の墓と、その持仏堂だった法華堂の跡。北条義時の墓所跡も隣接し、武家政権発祥の地を実感できる。 |
| ↓ 徒歩約20分 | ||
| 15:15 | 銭洗弁財天 宇賀福神社![]() |
頼朝が夢のお告げで見つけたと伝わる湧水の社。岩窟の霊水で銭を洗う信仰で知られ、鎌倉らしい谷戸の風景に包まれる。 |
▼ 宿泊:鎌倉市街(由比ヶ浜・材木座エリア)の旅館やゲストハウス。夜の静かな古都散策が楽しめる。
【2日目】鎌倉大仏・長谷寺から稲村ヶ崎・江の島へ
| 時刻 | スポット・行程 | 見どころ・メモ |
|---|---|---|
| 09:00 | 高徳院 鎌倉大仏![]() |
高さ約11.3mの阿弥陀如来坐像。13世紀半ばの造立で、大仏殿は津波・地震で失われ露坐となった。鎌倉を象徴する国宝仏。 |
| ↓ 徒歩約10分 | ||
| 09:50 | 長谷寺![]() |
木造では日本最大級の十一面観音を本尊とする古刹。斜面の観音堂からは由比ヶ浜を一望でき、初夏のあじさいでも名高い。 |
| ↓ 江ノ電約8分+徒歩 | 長谷駅→稲村ヶ崎 | |
| 11:30 | 稲村ヶ崎![]() |
元弘3年(1333)、新田義貞が黄金の太刀を海に投じ潮を引かせて鎌倉へ攻め入ったと伝わる古戦場。富士と江の島を望む岬。 |
| ↓ 江ノ電約10分 | 稲村ヶ崎→江ノ島 | |
| 12:20 | ランチ:腰越・江の島 | 相模湾の生しらす・釜揚げしらすを豪快に盛った丼が名物。江の島への参道でも味わえる。 |
| 13:30 | 江の島(江島神社)![]() |
辺津宮・中津宮・奥津宮の三宮からなる海の女神の霊場。頼朝も戦勝を祈願したと伝わり、岩屋洞窟や展望灯台まで島全体が信仰と景勝の舞台。 |
3. 旅の攻略(きっぷ・グルメ・宿・ヒント)
きっぷ
都心からはJR横須賀線で北鎌倉・鎌倉へ直通。2日目の海沿いは「江ノ電1日乗車券のりおくん」が便利で、長谷・稲村ヶ崎・江ノ島の乗り降りに向く。鎌倉~藤沢を含めて回るなら「江の島・鎌倉フリーパス」も選択肢。
グルメ
1日目は建長寺ゆかりのけんちん汁や鎌倉野菜、2日目は相模湾のしらす丼が定番。小町通りの食べ歩きも楽しい。
宿
鎌倉市街・由比ヶ浜・材木座に旅館やゲストハウスが点在。夕暮れの静かな古都を歩けるのは宿泊者の特権です。
ヒント
寺社は拝観時間が16~17時で終わることが多いため、史跡・寺社を優先し、食べ歩きや土産は移動の合間に。江の島の岩屋は最終入場が早めなので2日目は午前から動くのが安心。
運営者が実際に歩いた記録もあります
当サイトでは、運営者が実際に足を運んで撮影・取材した記録を「実録 歴史旅」として公開しています。
当サイトでは、運営者が実際に足を運んで撮影・取材した記録を「実録 歴史旅」として公開しています。









