この旅の行程
| 時刻 | スポット・行程 | 見どころ・メモ |
|---|---|---|
| 09:30 | 近藤勇生家跡・撥雲館 | 調布市上石原。生家跡の碑と産湯の井戸は屋外にあり、いつでも見学できます(無料) 隣の撥雲館は近藤家ゆかりの道場で、通常は外観のみ 駐車場:専用の駐車場はありません。周辺のコインパーキングを利用 |
| 移動:車で約10分 | ||
| 10:20 | 石田寺(せきでんじ) | 土方歳三の墓(日野市石田)。境内の参拝は自由 ★すぐ近くに「土方歳三資料館」があります(日野市石田2-1-3)。ただし開館は第1・第3日曜日の正午〜午後4時のみで、専用駐車場はありません(公式サイトに明記。周辺のコインパーキングを利用)。日程を合わせたい方はご注意ください |
| 移動:車で約5分 | ||
| 10:40 | 高幡不動尊 金剛寺 | 土方歳三像と、土方家ゆかりの寺宝。境内の参拝は自由です 奥殿・大日堂の拝観料と時間、駐車場については公式サイトでご確認ください |
| 移動:車で約10分 | ||
| 11:30 | 日野市立 新選組のふるさと歴史館 | 日野市立。観覧料:大人(高校生以上)200円/小中学生50円。日野宿本陣との共通観覧券は大人300円・小中学生70円 開館:午前9時30分〜午後5時(入館は午後4時30分まで) 休館:毎週月曜(祝日の場合は翌平日)、12月29日〜1月3日、展示替・館内整理日 駐車場:歴史館裏手に3台(うち1台は車いす利用者用)。満車のときは日野市役所駐車場(徒歩5分) アクセス:日野市神明4-16-1/JR中央線「日野」駅から徒歩約15分 |
| 移動:徒歩すぐ | ||
| 11:50 | 日野宿本陣 | 甲州街道の本陣建築。歴史館との共通観覧券(大人300円)が使えます 開館時間・休館日は歴史館に準じます。お出かけ前に日野市の公式サイトでご確認ください |
・土方歳三資料館は第1・第3日曜日の正午〜午後4時のみ開館で、専用駐車場はありません(公式サイトに明記。周辺のコインパーキングを利用)。石田寺のすぐ近くなので、入館したい方は日曜日に合わせて計画してください。
・新選組のふるさと歴史館と日野宿本陣は月曜休館。共通観覧券が大人300円・小中学生70円で、それぞれ単館で入るより安くなります。
・歴史館の駐車場は裏手に3台のみ。満車のときは日野市役所の駐車場(徒歩5分)へ。
・調布の近藤勇生家跡と石田寺は屋外・見学自由で、時間の制約はありません。
※開館時間・料金・駐車場は2026年8月時点で公式サイトを確認して記載しています。変わることがありますので、お出かけ前に必ず公式の情報でご確認ください。
・土方歳三資料館/新選組のふるさと歴史館(日野市)/日野宿本陣(日野市)/高幡不動尊金剛寺
これは、実際に歩いた記録です。都内から車で半日、新選組の”ふるさと”をめぐりました。局長・近藤勇が生まれた調布・上石原からはじまり、副長・土方歳三が眠る日野の石田寺、高幡不動の土方像、新選組のふるさと歴史館、そして二人が青春を過ごした日野宿本陣へ。多摩に色濃く残る「誠」の足跡をたどる、新選組ファンにはたまらない日帰りコースです。
この旅のルートと日程
交通:都内発・車/形態:日帰り
近藤勇生家跡・撥雲館(調布) → 石田寺・土方歳三の墓(日野) → 高幡不動尊・土方歳三像 → 新選組のふるさと歴史館 → 日野宿本陣
近藤勇生家跡・撥雲館(調布市上石原)
まずは新選組局長・近藤勇の原点、調布・上石原へ。天保5年(1834)にこの地の農家・宮川家に生まれた近藤は、天然理心流に入門して剣の腕を磨き、やがて江戸・試衛館の四代目を継ぎました。生家は今は残りませんが、生家跡の碑と産湯に使ったと伝わる井戸、そして近藤を祀る近藤神社が静かに佇みます。隣接する「撥雲館」は、近藤の縁者・近藤勇五郎が開いた天然理心流の道場で、剣の里の空気を今に伝えています。
石田寺(せきでんじ)― 土方歳三の墓(日野市石田)
調布から多摩川を渡り、日野へ。土方歳三の生地・石田にある石田寺には、副長・土方歳三の墓があります。天保6年(1835)生まれの土方は「鬼の副長」として新選組の規律を支え、鳥羽伏見から会津、そして箱館へと転戦。明治2年(1869)、箱館・五稜郭の戦いのさなかに35歳で戦死しました。遺骸は現地に埋葬されたため、この墓は故郷で彼を偲ぶ場。土方家の墓所に、今も花が絶えません。
高幡不動尊 金剛寺 ― 土方歳三像
土方家の菩提寺でもある高幡不動尊へ。参道には、りりしい土方歳三の銅像が立ち、境内には近藤・土方両雄を顕彰する「殉節両雄之碑」もあります。関東三大不動のひとつに数えられる古刹に、新選組の記憶が静かに重なります。

日野市立 新選組のふるさと歴史館
続いて、新選組の資料を集めた歴史館へ。訪れた時はちょうど特別展「甲陽鎮撫 ― 新選組と街道の村々」を開催中でした。館内は撮影可で、あの有名な土方歳三の肖像写真(洋装で椅子に座る、凛とした一枚)もじっくり鑑賞できます。多摩の地に新選組がどう根ざしていたか、その背景がよく分かる展示でした。
日野宿本陣
締めくくりは日野宿本陣。都内で唯一現存する本陣建築で、名主・佐藤彦五郎の屋敷でした。佐藤は土方歳三の義兄にあたり、この屋敷内には天然理心流の道場が置かれ、近藤勇・土方歳三・沖田総司らが出入りして腕を磨いたと伝わります。まさに新選組の”はじまりの場所”。隣には日野宿脇本陣跡の史跡もあり、宿場町・日野の歴史とともに味わえます。
実際に歩いて感じたこと
局長・近藤勇の生地(調布)から、副長・土方歳三ゆかりの地(日野)へ。二人の原点を半日でたどれる、濃密な新選組めぐりでした。ポイントを残しておきます。
・車が便利。調布・上石原と日野は多摩川を挟んで点在しており、車だと半日で効率よく回れます。
・歴史館は撮影可がうれしい。土方の肖像写真をはじめ展示をじっくり見られ、予習にも最適。まず歴史館で全体像をつかむのもおすすめです。
・日野宿本陣は”新選組の原点”。近藤・土方・沖田が出入りした道場があった場所に立つと、彼らの青春に思いを馳せられます。
・「誠」の幟があちこちに。日野は今も新選組を大切にする町で、めぐるほどにファン心をくすぐられます。
この旅の道のり
- 09:30近藤勇生家跡・撥雲館調布市上石原車で約10分
- 10:20石田寺(せきでんじ)土方歳三の墓(日野市石田)車で約5分
- 10:40高幡不動尊 金剛寺土方歳三像車で約10分
- 11:30日野市立 新選組のふるさと歴史館徒歩すぐ
- 11:50日野宿本陣
※この時刻は標準的な滞在時間から組んだモデル的な目安で、当日の実際の記録ではありません。移動時間も一般的な所要時間です。
文・写真:佐藤秀信(すべて現地で撮影)
この記事で歩いた地域を、都内発の日帰り・1泊で回るコースにまとめています。











