【都内発】車 日帰り:徳川四天王・本多忠勝の城下町!大多喜城と久留里城を巡る房総の要衝ドライブ

久留里城
目次

1. 徳川四天王・本多忠勝の城下町 ― このコースの背景

徳川家康の天下取りを支えた名将「本多忠勝」が初代藩主を務めた大多喜城(大多喜藩)と、房総半島の山中にそびえる「雨城」こと久留里城を巡るルート。城下町の風情が残る大多喜の街並みを散策し、戦国時代から江戸初期にかけての房総の防衛線の歴史を体感できます。

本多忠勝と大多喜城:1590年、徳川家康の関東入封に伴い、家康の側近・本多忠勝が大多喜10万石を与えられて築城。安房の里見氏に対する関東防衛の要として重用された。

久留里城(雨城):武田氏・里見氏・土屋氏・黒田氏などが城主を務めた。築城時に雨が多かったことや、21日間に3日に一度雨が降ったという伝承から「雨城(うじょう)」の異名を持つ。

難易度・対象:初心者〜中級者向け/歴史好き・城郭巡り・里山ドライブ 所要時間目安:約7〜8時間(都内発着)

もう少し詳しく ― この土地で何があったか

徳川四天王・本多忠勝の城下町

天正十八年(1590)、徳川家康の関東入国にともない、本多忠勝が十万石で大多喜に入りました。生涯五十七度の戦に出て一度も傷を負わなかったと伝わる猛将で、家康を支えた徳川四天王のひとりです。愛槍「蜻蛉切」と、鹿角をかたどった兜で知られます。

なぜ房総の内陸に、これほどの重臣を置いたのか。答えは対岸にあります。当時の房総には、東京湾をはさんで徳川と向き合う安房の里見氏が健在でした。大多喜は、その里見氏をにらむ最前線だったのです。忠勝は城を近世城郭として大改修し、城下町を整えました。

現在の天守閣風の建物は昭和に建てられた博物館ですが、城内には大井戸や、忠勝時代の遺構が残っています。

雨城とも呼ばれた久留里城

もうひとつの久留里城は、戦国期に里見氏の重要拠点だった山城です。上総における里見氏の本拠のひとつで、北条氏との攻防の舞台となりました。築城のとき三日に一度雨が降ったという伝承から「雨城(うじょう)」の異名をもちます。

江戸時代には黒田氏三万石の城となりました。城跡は山の上にあり、天守閣風の展望台からは房総の山なみが見わたせます。大多喜が徳川、久留里が里見——東京湾をはさんだ攻防の両側を、一日でたどれるのがこのコースの面白いところです。

2. 大多喜城跡・大多喜城下町散策・久留里城跡をめぐる車日帰りコース

時刻 スポット・行程 見どころ・メモ
08:30 出発:都内(東京湾アクアライン〜圏央道〜市原鶴舞IC経由)
09:45 大多喜城跡(千葉県立中央博物館大多喜城分館)(見学約75分)大多喜城 見どころ:本多忠勝が整備した近世大多喜城の本丸跡。城郭様式の建物と大井戸
建物(千葉県立中央博物館 大多喜城分館)は令和3年12月27日から施設改修のため休館中です(2026年8月時点で再開時期の公表なし)。ただし敷地内への立ち入りは可能で、隣接する研修館で展示が行われています(大多喜町公式)
アクセス:夷隅郡大多喜町大多喜481/0470-82-3007
11:15 大多喜城下町散策・渡辺家住宅(見学約45分)大多喜城下町散策・渡辺家住宅 見どころ:「房総の小京都」と呼ばれる城下町の町家建築や造り酒屋、国指定重要文化財の渡辺家住宅
※渡辺家住宅は外観の見学が中心です。内部公開の有無は事前にご確認ください
料金:町歩きは無料
12:15 ランチ:大多喜城下町 または 道の駅「たけゆらの里大多喜」(約60分) グルメ:大多喜名物の「たけのこ料理」(春期)、いのしし肉などのジビエ料理、大多喜そば。
13:30 久留里城跡(君津市)(見学約75分)久留里城 見どころ:里見氏の拠点で「雨城」の別名を持つ山城。復元天守と、三の丸跡の君津市立久留里城址資料館
アクセス:君津市久留里字内山
資料館の入館料:無料。開館 9:00〜16:30
休館:月曜(祝日と重なる場合は開館し翌日休館)、祝日の翌日、年末年始
駐車場:山のふもとに乗用車130台・大型バス6台、無料(君津市公式)
※駐車場から天守までは急な坂道を徒歩で登ります
15:00 久留里の城下町・名水めぐり(見学約30分)久留里の城下町・名水めぐり 見どころ:平成の名水百選に選ばれた久留里の井戸水。自噴井戸の水汲みスポットが町なかに点在します
料金:散策・水汲みは無料
15:45 立ち寄り:道の駅「木更津 うまくたの里」(地場野菜・千葉のお土産購入) 駐車場:広大な無料駐車場あり。
16:30 帰路:木更津東IC/アクアライン経由で都内へ(18:00〜18:30到着)

3. 最初に知っておくこと ― 大多喜城の建物は休館中です

このコースで最初に向かう大多喜城について、大事なお知らせがあります。

天守にあたる建物(千葉県立中央博物館 大多喜城分館)は、令和3年12月27日から施設改修のため休館しています。2026年8月の時点で、再開の時期は公表されていません。「天守の中を見る」つもりで行くと肩透かしになります。

ただし、敷地内への立ち入りはできます。大多喜町の公式ページにも「休館中も敷地内への立ち入りは可能」と書かれており、隣接する研修館で展示も行われています。「城跡を歩く場所」として計画すれば十分に見ごたえがあります。

4. このコースは、ほとんど無料で回れます

久留里城址資料館は入館無料で、ふもとの駐車場も無料(乗用車130台)。大多喜城は休館中、城下町も名水めぐりも無料です。つまり、いま現在このコースにかかる入場料はゼロ円ということになります。

スポット 料金 時間・休み/駐車場
大多喜城 建物は休館中 敷地内は立ち入り可。0470-82-3007
大多喜城下町・渡辺家住宅 無料(町歩き) 渡辺家住宅は外観の見学が中心
久留里城址資料館 無料 9:00〜16:30/月曜(祝日なら翌日)・祝日の翌日・年末年始休
駐車場:ふもとに乗用車130台・無料
久留里の名水めぐり 無料 自噴井戸の水汲みスポット

ただし資料館は月曜休館、そして「祝日の翌日」も休みです。連休明けは要注意。カレンダーの並びによっては、火曜や水曜が休みになります。

5. 御城印をいただくなら

大多喜城の御城印は、天守にあたる分館の建物が休館中のため、大多喜駅前の観光本陣(観光協会)でいただくのが確実です(初穂料300円)。本多忠勝の家紋「立葵」と、愛槍・蜻蛉切に彫られた梵字があしらわれています。

久留里城の御城印は、久留里城址資料館(9:00〜16:30)のほか、君津市久留里観光交流センターでも頒布されています(300円)。模擬天守と里見氏の家紋「二つ引き両」がデザインされています。

6. 駐車場とトイレ、概算費用

駐車場には困りません。久留里城のふもと、道の駅「たけゆらの里大多喜」、道の駅「木更津 うまくたの里」と、無料で停められる場所が続きます。トイレもこの3か所を基点にすれば十分です。

気をつけるのは久留里城の登りです。駐車場から天守までは急な坂道を歩いて登ります。歩きやすい靴で行ってください。

項目 目安(大人2名・普通車1台) 備考
高速道路料金(往復) 約4,000〜6,000円 アクアライン〜圏央道。ETC割引で大きく変わります
ガソリン代 約2,500〜3,500円 往復でおおむね170〜200km
駐車場代 ほぼ0円 久留里も道の駅も無料
入場料 0円 資料館は無料、大多喜城は休館中
ランチ・おみやげ 2名で4,000〜8,000円 たけのこ料理(春)、ジビエ、そば
合計 2名で約10,500〜17,500円 入場料がかからないぶん安く回れます

このコースを実際に組むなら

宿と車は、土日と連休の1か月前には埋まります。行く日が決まったら、先に押さえてください。

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千葉駅・成田空港で借りると、そのまま行程に入れます。

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観光地の周辺は、コインパーキングが満車になると行程が崩れます。1日分を予約しておくと時間の読みが立ちます。

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※ 当サイトはアフィリエイトプログラムに参加しています。料金・空室状況は各予約サイトでご確認ください。

情報の確認について。入場料・開館時間・休館日・駐車場は2026年8月時点で各公式サイトを確認して記載しています。ただし、これらは変わります。お出かけ前に必ず公式の情報でご確認ください。
千葉県立中央博物館 大多喜城分館大多喜城(大多喜町)
久留里城址資料館の利用案内(君津市)

7. ドライブ攻略 ― ルートとグルメ

主な利用IC:首都圏中央連絡自動車道(圏央道)「市原鶴舞IC」または「木更津東IC」

ドライブのアドバイス:大多喜から久留里へ向かう国道465号線は、のどかな里山風景が広がる快適なドライブコースです。久留里城は駐車場から天守まで徒歩約15〜20分の登山道を登るため、歩きやすい靴が必須です。

この旅の道のり

  1. 09:45大多喜城跡見学約75分
  2. 11:15大多喜城下町散策・渡辺家住宅見学約45分大多喜城下町 または 道の駅「たけゆらの里大多喜」
  3. 13:30久留里城跡見学約75分
  4. 15:00久留里の城下町・名水めぐり見学約30分
  5. 15:45道の駅「木更津 うまくたの里」

※モデルコースとしての目安です。時刻・所要時間は交通状況や混み具合で変わります。

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