1. 水戸黄門の足跡と幕末のエネルギー ― このコースの背景
徳川御三家の一つとして特別な地位を誇った水戸徳川家の城下町・水戸を巡るルート。日本100名城の「水戸城」と復元された大手門・角櫓、幕末の志士たちを育んだ日本最大の藩校「弘道館」、そして日本三名園の一つ「偕楽園」を訪れ、徳川光圀(水戸黄門)から徳川斉昭・慶喜親子へと繋がる水戸学の熱い歴史を体感できます。
徳川御三家・水戸藩と徳川光圀:水戸徳川家は将軍家を支えるとともに、江戸定府として将軍の補佐役を務めた。第2代藩主・徳川光圀(黄門様)は『大日本史』の編纂を開始し、これが後の「水戸学」の根幹となった。
藩校・弘道館と水戸学の隆盛:天保12年(1841年)、第9代藩主・徳川斉昭によって開設された。尊王攘夷思想の発祥地となり、吉田松陰や西郷隆盛をはじめ全国の幕末の志士たちに甚大な影響を与えた。最後の将軍・徳川慶喜も幼少期にここで学んだ。
土の巨大要塞・水戸城:那珂川と千波湖に挟まれた台地の先端に築かれた城郭。石垣を使わず、広大な空堀と土塁で固められた中世〜近世城郭の名残を留めている。
難易度・対象:初心者向け/歴史好き・日本100名城・幕末史・徳川御三家・日本庭園 所要時間目安:約7〜8時間(都内発着)
2. 水戸城跡・常磐神社・千波湖をめぐる車日帰りコース
| 時刻 | スポット・行程 | 見どころ・メモ |
|---|---|---|
| 08:00 | 出発:都内(首都高〜常磐自動車道〜水戸IC経由) | |
| 09:30 | 水戸城跡・大手門・二ノ丸角櫓&弘道館![]() |
見どころ:日本100名城。日本最大級の藩校「弘道館」(重要文化財)と、復元された木造の大手門・二の丸角櫓、土塁や薬医門 弘道館:大人420円・小人210円・満70歳以上210円(20名以上は320/160/210円)/2月中旬〜9月30日 9:00〜17:00、10月1日〜2月中旬 9:00〜16:30/12月29日〜31日休館 大手門と二の丸角櫓は無料。二の丸角櫓は9:30〜16:00、12月29日〜1月3日休(荒天時は臨時休館) 駐車場:弘道館に大型5台・普通車13台。満車なら茨城県三の丸庁舎駐車場(有料)へ。駐車券を料金所に提示すると入庫から3時間まで無料 ★駐車場もトイレもあります。 |
| 11:15 | 常磐神社・偕楽園![]() |
見どころ:第9代藩主・徳川斉昭が造った日本三名園のひとつ。好文亭からの千波湖の眺めと、光圀・斉昭を祀る常磐神社 偕楽園 本園:大人320円・小人160円(20名以上は240/130円)。満70歳以上は半額、茨城県民は無料(いずれも梅まつり期間を除く) ★開門から午前9時までは誰でも一律無料(梅まつり期間を除く) 開園:2月中旬〜9月30日 6:00〜19:00/10月1日〜2月中旬 7:00〜18:00 好文亭:大人230円・小人120円(満70歳以上は半額)/9:00〜17:00(10月1日〜2月中旬は16:30まで、入館は15分前)/12月29日〜31日休館 常磐神社の参拝は無料/駐車場は市営・千波湖周辺の有料駐車場 |
| 12:45 | ランチ:水戸市内 | グルメ:水戸名物「常陸秋そば」、水戸藩ラーメン(光圀が食べた再現ラーメン)、奥久慈しゃも料理、納豆料理。 |
| 14:00 | 千波湖・徳川光圀公像&水戸天狗党ゆかりの地![]() |
見どころ:水戸城の外堀の役割を果たした千波湖と、湖畔の徳川光圀公像。幕末に藩内が割れた天狗党・諸生党の舞台でもあります 料金:屋外・散策自由・無料/駐車場:千波湖周辺の有料駐車場 |
| 15:15 | 茨城県立歴史館 または 薬王院 | 見どころ:水戸藩や一橋徳川家ゆかりの資料がそろう県立歴史館。または平将門伝説・佐竹氏ゆかりの薬王院 茨城県立歴史館の入館料:特別展 690円/企画展 390円/その他の期間 180円(満70歳以上は350/200/90円。小中高生と未就学児は無料、大学生は一般扱い) 開館 9:30〜17:00(入館は16:30まで)/月曜休館(祝日の場合は翌日)・館内整理日・年末年始 駐車場:無料/年間パスポート1,180円 |
| 16:15 | 立ち寄り:道の駅「ひたちおおた」または 茨城町長岡周辺で水戸名産品のお買い物 | |
| 17:00 | 帰路:常磐自動車道(水戸IC経由)で都内へ(18:30頃到着) |
3. 駐車場のコツ ― 弘道館は13台しかありません
車で行く方に、いちばん役に立つ情報から書きます。弘道館の駐車場は普通車13台(大型5台)しかありません。休日はすぐ埋まります。
ただし、これには救いがあります。満車のときは隣の茨城県三の丸庁舎駐車場(有料)を使えばよく、駐車券を料金所に提示すると、入庫から3時間まで無料になります。弘道館と水戸城跡を見るには十分な時間です。これを知っているかどうかで、駐車場代も気持ちの余裕も変わります。
| 場所 | 駐車場 | メモ |
|---|---|---|
| 弘道館・水戸城跡 | 普通車13台・大型5台 | 満車なら県三の丸庁舎駐車場(有料)。駐車券提示で3時間まで無料 |
| 偕楽園・千波湖 | 市営・千波湖周辺の有料駐車場 | 梅まつり期間は大変混みます |
| 茨城県立歴史館 | 無料 | 偕楽園のすぐ北側 |
4. 偕楽園は朝9時までなら無料です
偕楽園は、開門から午前9時までのあいだ、誰でも一律無料で入園できます(梅まつり期間を除く)。しかも開門が早く、2月中旬から9月末は朝6時、10月から2月中旬は朝7時です。
この工程表は11時15分に着く組み立てですが、朝いちばんに都内を出て偕楽園から回れば、入園料320円が浮きます。常磐道で2時間弱ですから、6時台に出れば十分間に合います。早朝の梅林は人も少なく、写真も撮りやすい時間帯です。
あわせて茨城県民は無料、満70歳以上は半額です(いずれも梅まつり期間を除く)。
5. 入場料と概算費用(大人2名・普通車1台)
| スポット | 大人 | 時間・休み |
|---|---|---|
| 水戸城大手門・二の丸角櫓 | 無料 | 角櫓は9:30〜16:00/12月29日〜1月3日休 |
| 弘道館 | 420円 | 9:00〜17:00(冬は16:30まで)/12月29日〜31日休 |
| 偕楽園+好文亭 | 550円 朝9時前なら好文亭の230円だけ |
好文亭は9:00〜17:00(冬は16:30まで) |
| 茨城県立歴史館 | 180〜690円 | 展示によって変わります。月曜休館。小中高生は無料 |
| 千波湖・常磐神社 | 無料 | 散策・参拝自由 |
このコースを実際に組むなら
宿と車は、土日と連休の1か月前には埋まります。行く日が決まったら、先に押さえてください。
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水戸駅・土浦駅で借りると、そのまま行程に入れます。
※ 当サイトはアフィリエイトプログラムに参加しています。料金・空室状況は各予約サイトでご確認ください。
| 項目 | 目安 | 備考 |
|---|---|---|
| 高速道路料金(往復) | 約6,000〜8,000円 | 常磐自動車道・水戸IC経由。ETC割引で変わります |
| ガソリン代 | 約3,000〜4,000円 | 往復でおおむね230〜260km |
| 駐車場代 | 約500〜1,500円 | 歴史館は無料。弘道館は三の丸庁舎の3時間無料を活用 |
| 入場料 | 2名で約2,300円 | 弘道館420+偕楽園320+好文亭230+歴史館180〜。朝9時前に偕楽園へ入れば1,660円 |
| ランチ・おみやげ | 2名で4,000〜8,000円 | 常陸秋そば、奥久慈しゃも、納豆 |
| 合計 | 2名で約16,000〜24,000円 | 高速の使い方で幅が出ます |
水戸の現地写真(運営者が実際に歩いて撮影したものです)






写真は運営者が実録 歴史旅シリーズで実際に歩いたときのものです。
トイレ。弘道館、偕楽園の園内、千波湖畔、茨城県立歴史館、道の駅が基点になります。市街地なので困る場面は少ないコースです。
・ご利用案内(偕楽園)
・弘道館(水戸観光コンベンション協会)/二の丸角櫓
・開館時間・休館日・入館料(茨城県立歴史館)
6. 御朱印・御城印について
水戸城の御城印は300〜500円ほどで、水戸城大手門ガイダンス施設や周辺の観光施設など複数箇所で頒布されています。
常磐神社(徳川光圀・斉昭を祀る)の御朱印は初穂料500円でいただけます。
弘道館そのものには独自の御城印・御朱印はありません。
7. ドライブ攻略 ― ルートとグルメ
主な利用IC:常磐自動車道「水戸IC」「赤塚IC」
ドライブのアドバイス:常磐自動車道を使えば都心からのアクセスが非常によく、1時間半程度で水戸市街に到着します。水戸城跡・弘道館周辺は学校や官公庁が集まるエリアで徒歩散策が中心となるため、近隣の駐車場に停めて歩くのがスムーズです。
この旅の道のり
- 09:30水戸城跡・大手門・二ノ丸角櫓&弘道館見学約90分
- 11:15常磐神社・偕楽園見学約75分水戸市内
- 14:00千波湖・徳川光圀公像&水戸天狗党ゆかりの地見学約60分
- 15:15茨城県立歴史館 または 薬王院見学約45分
- 16:15道の駅「ひたちおおた」または 茨城町長岡周辺で水戸名産品のお買い物
※モデルコースとしての目安です。時刻・所要時間は交通状況や混み具合で変わります。
現地で撮影した写真と、説明板から起こした記録はこちらです。




