【都内発】車 1泊2日:御三家水戸と常陸の名族!佐竹・結城の城跡と水戸城・弘道館・偕楽園・西山荘をめぐる常陸旅

水戸城 大手門
目次

1. 御三家水戸と常陸の名族 ― このコースの背景

常陸(茨城)は、佐竹氏・結城氏ら中世の名族が割拠した地。1日目は、南朝の忠臣ゆかりの小田城、結城合戦で知られる結城城、佐竹氏の太田城(舞鶴城)を巡ります。

2日目は水戸黄門・徳川光圀の世界へ。光圀が『大日本史』の編纂を進めた隠居所・西山荘、御三家水戸徳川の水戸城と日本最大級の藩校・弘道館、日本三名園の偕楽園。水戸の学問と庭園を味わう1泊2日です。

難易度・対象:初心者〜中級/佐竹氏・結城氏・水戸徳川。所要時間目安:1泊2日(都内発着)。推奨交通手段:車。

2. 小田城跡・真壁の町並み・結城城跡をめぐる車1泊2日コース

【1日目】常陸の名族 ― 小田・真壁・結城・太田

時刻スポット・行程見どころ・メモ
08:00出発:都内(常磐自動車道〜土浦北IC・桜土浦IC経由)
09:30小田城跡(おだじょうあと・つくば市)(見学約60分)小田城見どころ:続日本100名城。南北朝時代、北畠親房が南朝方の拠点とし『神皇正統記』を著した地。広大な本丸の土塁や水堀、案内所(小田城跡歴史ひろば)の精巧な展示。
駐車場:無料駐車場あり。
★駐車場もトイレもあります。
御城印あり御城印:小田城跡歴史ひろば案内所の受付前券売機で300円(2026年9月確認/御城印の一覧)
10:45真壁の町並み(桜川市/重要伝統的建造物群保存地区)(散策約40分)真壁見どころ:江戸〜昭和の見世蔵や門・土蔵が数多く残る城下町。国の重要伝統的建造物群保存地区。
★トイレは資料館にあります。
11:45結城城跡・結城蔵美館(見学約75分)結城城見どころ:室町時代の「結城合戦」の舞台。結城秀康(家康の次男)も城主を務めました。曲輪や空堀が残ります
料金:城跡の散策は無料/駐車場:無料
★近くの結城蔵美館(結城市結城1330)は入館無料。9:00〜17:00/毎週木曜休館(祝日の場合は翌平日)・12月28日〜1月4日休。御手杵の槍のレプリカを展示しています
12:45ランチ:結城・筑西(約60分)グルメ:結城のそば・地の総菜、常陸の郷土料理。
14:00舞鶴城跡(太田城跡・常陸太田市)(見学約60分)舞鶴城見どころ:常陸の覇者・佐竹氏が秋田移封まで本拠とした居城(現・太田小学校)。巨大な台地上の要害であり、周辺には佐竹氏ゆかりの寺社(正法寺など)が点在。
駐車場:周辺の無料・有料駐車場利用。
15:00佐竹寺(さたけじ・常陸太田市/坂東三十三観音)(参拝約30分)佐竹寺見どころ:佐竹氏ゆかりの古刹で坂東観音の札所。茅葺の本堂(重要文化財)が趣深い。
16:00宿泊:水戸市内(または袋田温泉・大子)へ

3. 曜日に注意 ― 結城蔵美館は木曜休みです

このコースは城跡歩きが中心なので、ほとんどの場所に時間の制約がありません。ただし、屋内の施設だけは休みの日があります。

  • 結城蔵美館 ― 毎週木曜休館(祝日の場合は翌平日)、12月28日〜1月4日も休館。入館は無料で、御手杵の槍のレプリカが見られます
  • 弘道館 ― 12月29日〜31日休館。開館は2月中旬〜9月末が17時まで、10月〜2月中旬は16時30分まで
  • 好文亭 ― 12月29日〜31日休館
  • 西山荘 ― 年中無休。ただし9:00〜16:00で、入荘は15時30分まで。2日目の朝いちばんに行くこの工程表は正解です
  • 水戸城 二の丸角櫓 ― 9:30〜16:00、12月29日〜1月3日休。荒天時は臨時休館

4. 偕楽園は朝9時までなら無料です

偕楽園は、開門から午前9時までのあいだ、誰でも一律無料で入園できます(梅まつり期間を除く)。開門は2月中旬〜9月末が朝6時、10月〜2月中旬が朝7時と早い。

この工程表では2日目の13時15分に着きますが、順番を入れ替えて朝いちばんに偕楽園へ行けば320円が浮きます。ただし西山荘も9時開館なので、両方を朝に持ってくることはできません。どちらを優先するかで組み立てが変わります。

あわせて茨城県民は無料、満70歳以上は半額です。

5. 駐車場 ― 弘道館の13台だけが要注意

このコースはほとんどの場所に無料駐車場があります。気をつけるのは水戸市街だけです。

場所駐車場
小田城跡・真壁・結城城跡・佐竹寺無料の駐車場があります
西山荘100台・大型可
トイレありトイレ:車椅子対応トイレと一般トイレあり。駐車場は「西山の里 桃源」に普通車70台・大型13台(2026年9月確認)
弘道館・水戸城跡普通車13台・大型5台のみ。満車なら茨城県三の丸庁舎駐車場(有料)へ ―駐車券を料金所に提示すると入庫から3時間まで無料
トイレありトイレ:車椅子対応トイレあり。無料駐車場13台。県三の丸庁舎駐車場は駐車券を弘道館料金所で提示すると入庫から3時間無料(2026年9月確認)
偕楽園・千波湖市営・千波湖周辺の有料駐車場。梅まつり期間は大変混みます
トイレありトイレ:車椅子対応トイレ・おむつ交換台あり。駐車場は本園用415台、拡張部用798台(2026年9月確認)

よくある質問

雨の日でも楽しめる?
弘道館は建物の中を見学できます。城跡や山城は足元が悪くなるので、雨の日は無理をしないでください。

駐車場は心配ない?
弘道館・偕楽園の周りには有料・無料の駐車場があります。梅まつりの時期は満車になりやすいので、早めの到着を。

6. 入場料と概算費用(大人2名・普通車1台・1泊2日)

スポット大人
小田城跡・真壁の町並み・結城城跡・舞鶴城跡・佐竹寺・千波湖無料
結城蔵美館入館無料
西山荘公式サイトでご確認ください
弘道館420円
偕楽園+好文亭550円(朝9時前なら230円)
徳川ミュージアム公式サイトでご確認ください

宿はどこにする? PR

宿の例向いている人
天然温泉 香梅の湯 ドーミーイン水戸大浴場つきで、水戸駅の近くに泊まりたい人
水戸プリンスホテル水戸駅から近く、朝の出発を早くしたい人
袋田温泉 思い出浪漫館奥久慈まで足をのばし、温泉に泊まりたい人

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項目目安備考
高速道路料金(往復)約6,000〜9,000円常磐自動車道。ETC割引で変わります
ガソリン代約4,500〜6,000円2日間でおおむね300〜350km
駐車場代約500〜1,500円ほとんどが無料。水戸市街のみ有料
入場料2名で約2,000〜4,000円西山荘と徳川ミュージアムの分は要確認
宿泊(水戸市内・袋田温泉/1泊2食)2名で20,000〜50,000円ビジネスホテルなら大きく下がります
昼食2回2名で4,000〜9,000円常陸秋そば、冬のあんこう鍋
合計2名で約37,000〜79,500円宿の選び方で大きく変わります

トイレ。小田城跡歴史ひろば、結城蔵美館、西山荘、弘道館、偕楽園、千波湖畔が基点になります。城跡と城跡のあいだは田園地帯を走るので、寄れるときに済ませておくのが確実です。

情報の確認について。入場料・開館時間・休館日・駐車場は2026年8月時点で各公式サイトを確認して記載しています。梅まつり期間は偕楽園の料金体系と混雑が変わります。お出かけ前に必ず公式の情報でご確認ください。
・ご利用案内(偕楽園)/弘道館/二の丸角櫓
・西山御殿(西山荘・常陸太田市)
・結城蔵美館(結城市)

▼ この日は水戸市内(または袋田温泉・大子)に宿泊。

【2日目】水戸徳川の学問と庭園 ― 西山荘・水戸城・偕楽園

時刻スポット・行程見どころ・メモ
09:00出発:宿 → 常陸太田・西山荘へ
09:15西山荘(せいざんそう・徳川光圀隠居処)(見学約60分)西山荘見どころ:徳川光圀が晩年を過ごし『大日本史』の編纂に没頭した茅葺きの隠居処(国指定史跡・名勝)
住所:常陸太田市新宿町590
開館:9:00〜16:00(入荘は閉荘の30分前まで)/年中無休(大雨・強風など悪天候時は臨時休業)
駐車場:100台・大型可
入場料は公式サイトでご確認ください
10:45水戸城跡・大手門・二ノ丸角櫓&弘道館(見学約90分)水戸城見どころ:日本100名城。日本最大級の藩校「弘道館」(重要文化財)と、復元された大手門・二の丸角櫓
弘道館:大人420円・小人210円・満70歳以上210円/2月中旬〜9月30日 9:00〜17:00、10月1日〜2月中旬 9:00〜16:30/12月29日〜31日休館
大手門と二の丸角櫓は無料。二の丸角櫓は9:30〜16:00、12月29日〜1月3日休
駐車場:弘道館に普通車13台・大型5台。満車なら茨城県三の丸庁舎駐車場(有料)へ。駐車券を料金所に提示すると入庫から3時間まで無料
★駐車場もトイレもあります。
12:00ランチ:水戸市内(約60分)グルメ:水戸納豆料理、常陸秋そば、冬はあんこう鍋。
13:15常磐神社・偕楽園(見学約75分)偕楽園見どころ:徳川斉昭が造った日本三名園のひとつと、光圀・斉昭を祀る常磐神社
偕楽園 本園:大人320円・小人160円。満70歳以上は半額、茨城県民は無料(梅まつり期間を除く)
★開門から午前9時までは誰でも一律無料(梅まつり期間を除く)
開園:2月中旬〜9月30日 6:00〜19:00/10月1日〜2月中旬 7:00〜18:00
好文亭:大人230円・小人120円/9:00〜17:00(10月1日〜2月中旬は16:30まで)/12月29日〜31日休館
常磐神社の参拝は無料
トイレありトイレ:一般トイレあり。車いす対応スロープあり。駐車場90台(2026年9月確認)
14:30徳川ミュージアム(水戸市/水戸徳川家の宝物)(見学約45分)徳川ミュージアム見どころ:水戸徳川家に伝わる甲冑・刀剣・『大日本史』草稿などを収蔵。徳川光圀・斉昭ゆかりの品も。
15:30千波湖・徳川光圀公像&水戸天狗党ゆかりの地(見学約60分)千波湖見どころ:水戸城の外堀の役割を果たした千波湖と、湖畔の徳川光圀公像。幕末に藩内が割れた天狗党・諸生党の舞台でもあります
料金:屋外・散策自由・無料
16:15帰路:常磐自動車道(水戸IC経由)で都内へ(18:15頃到着)

水戸城・弘道館と常陸の城跡の現地写真(運営者が実際に歩いて撮影したものです)

復元された水戸城の大手門
復元された水戸城の大手門
水戸城二の丸角櫓
水戸城二の丸角櫓
水戸城の空堀跡を通る切通しの道路
水戸城の空堀跡を通る切通しの道路
特別史跡 旧弘道館の石柱と正門
特別史跡 旧弘道館の石柱と正門
小田城跡の本丸へ渡る木橋と堀
小田城跡の本丸へ渡る木橋と堀
舞鶴城趾と刻まれた石碑
舞鶴城趾と刻まれた石碑

写真は運営者が実録 歴史旅シリーズで実際に歩いたときのものです。

このコースの城の御城印について

このコースに登場する小田城は、御城印の頒布情報を自治体や施設の公式サイトで確認できました。

頒布場所と料金は御城印はどこで買える? 公式で確認できた頒布情報まとめに一覧でまとめています。頒布場所や料金は変わることがあるので、お出かけ前に公式サイトでご確認ください。

7. ドライブ攻略 ― ルートとグルメ

宿泊:北へ足を延ばすなら袋田温泉・大子が便利。宿の候補は滝味の宿 豊年万作、思い出浪漫館、大子温泉やみぞなど(空室・料金は予約サイトで最新をご確認ください)。動線重視なら水戸市内のホテルでも。
グルメ:水戸納豆・常陸秋そば、冬はあんこう鍋が名物です。
ヒント:偕楽園は梅(2〜3月)が見頃。西山荘は水戸から北へ車で40分ほどなので、2日目朝いちばんに訪ねると動線がスムーズです。

この旅の道のり

  1. 09:30小田城跡見学約60分
  2. 10:45真壁の町並み散策約40分
  3. 11:45結城城跡・結城蔵美館見学約75分結城・筑西
  4. 14:00舞鶴城跡見学約60分
  5. 15:00佐竹寺参拝約30分水戸市内へ
  6. 09:15西山荘見学約60分
  7. 10:45水戸城跡・大手門・二ノ丸角櫓&弘道館見学約90分水戸市内
  8. 13:15常磐神社・偕楽園見学約75分
  9. 14:30徳川ミュージアム見学約45分
  10. 15:30千波湖・徳川光圀公像&水戸天狗党ゆかりの地見学約60分

※モデルコースとしての目安です。時刻・所要時間は交通状況や混み具合で変わります。

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