【都内発】車 1泊2日:徳川の聖地・世界遺産日光と釣天井の宇都宮城!大谷資料館・日光東照宮をめぐる下野の旅

日光東照宮 陽明門
目次

1. 徳川の聖地・世界遺産日光と釣天井の宇都宮城 ― このコースの背景

1日目は下野の中心・宇都宮へ。将軍暗殺未遂として名高い「宇都宮釣天井事件」の舞台・宇都宮城址、地下神殿のような大谷資料館と大谷観音、多気山城を巡ります。

2日目はいよいよ世界遺産・日光へ。徳川家康を祀る日光東照宮、三代将軍家光の廟所・輪王寺大猷院、二荒山神社と神橋。徳川三百年の聖地をたっぷり歩きます。夜は日光・鬼怒川の温泉でくつろぐ、下野の王道1泊2日です。

難易度・対象:初心者向け/世界遺産・徳川将軍家。所要時間目安:1泊2日(都内発着)。推奨交通手段:車。

2. 宇都宮城址公園・宇都宮二荒山神社・旧篠原家住宅をめぐる車1泊2日コース

【1日目】下野の城と奇岩 ― 宇都宮城・大谷

時刻スポット・行程見どころ・メモ
08:00出発:都内(東北自動車道〜宇都宮IC・鹿沼IC経由)
09:45宇都宮城址公園(見学約60分)宇都宮城見どころ:関東七名城のひとつ。本多正純が改修し、将軍の日光社参の宿泊地となった平城。復元された清明台櫓・富士見櫓・土塁と、「宇都宮釣天井事件」を解説する史料館
料金:公園の散策は無料(復元建物・清明館の開館時間と休館日は宇都宮市の公式サイトでご確認ください)
駐車場:市営の駐車場
11:00宇都宮二荒山神社(うつのみやふたあらやまじんじゃ・下野国一之宮)(参拝約30分)宇都宮二荒山見どころ:下野国一之宮で、宇都宮の地名の由来となった古社
料金:境内の参拝は無料
11:45旧篠原家住宅(宇都宮市/重要文化財の商家)(見学約30分)旧篠原家見どころ:明治期の豪商の店蔵・住宅。黒漆喰と大谷石を用いた建築で国の重要文化財
入館料・開館時間・休館日は宇都宮市の公式サイトでご確認ください
12:30ランチ:宇都宮市内(約60分)グルメ:宇都宮餃子。焼き・水・揚げの食べ比べを。
13:45大谷資料館・大谷観音(おおやじのじ・大谷寺)(見学約75分)大谷資料館見どころ:大谷石の地下巨大採掘場跡と、日本最古の石仏を伝える大谷寺(大谷観音)
★大谷資料館の入館料(2026年4月改定):大人1,000円・小中学生400円・未就学児無料(20名以上の団体は800/350円)
営業:4月〜11月 9:00〜17:00(最終入館16:30)/12月〜3月 9:30〜16:30(最終入館16:00)
休館:4月〜11月は無休。12月〜3月は毎週火曜(火曜が祝日なら翌日)。12月26日〜1月3日も休館
★★坑内は年間を通して10度前後と非常に冷えます。夏でも上着を必ずお持ちください(公式サイトにも明記)
駐車場:一般車は無料(合計300台以上)
※大谷寺の拝観料は別途です
15:30多気山城跡(たげさんじょうあと・宇都宮市)(見学約75分)多気山城見どころ:宇都宮国綱が北条氏に備えて築いた巨大山城。多気山(標高377m)の大空堀・竪堀・曲輪群
料金:見学自由・無料
★山城です。山頂まで登ると往復1時間前後、未舗装の山道が続きます。歩きやすい靴と飲み物を。ふもとの多気山持宝院までなら平地の参拝で済みます
※この工程表は15時30分に着きます。秋冬は日没が早いので、登るなら時間にご注意を
16:30宿泊:日光温泉・鬼怒川温泉へ翌日の日光山内に備えて日光側へ。

3. 1日目 ― 大谷資料館は「夏でも上着」が必要です

このコースでいちばん実用的な注意はこれです。大谷資料館の坑内は、年間を通して10度前後しかありません。公式サイトにも「上着をご持参下さい」と明記されています。真夏に半袖で入ると本当に冷えます。羽織るものを一枚、車に積んでおいてください。

そして冬は火曜が休館です。4月〜11月は無休ですが、12月〜3月は毎週火曜休館(火曜が祝日なら翌日)。12月26日〜1月3日も休館です。入館料は2026年4月に改定され、大人1,000円・小中学生400円になりました。駐車場は一般車が無料で、合計300台以上あります。

もうひとつ、1日目の終わりに注意があります。多気山城跡は標高377メートルの山城で、山頂まで登ると往復1時間前後。この工程表は15時30分に着くので、秋冬は日没に間に合いません。暗い山道は危険です。冬に行くなら、ふもとの多気山持宝院までにしてください。

4. 2日目 ― 拝観券に共通券はありません

日光の東照宮・輪王寺・二荒山神社は、それぞれ別の宗教法人です。券も別々で共通券はありません。

券大人・高校生小中学生
日光東照宮1,600円550円
駐車場あり駐車場:普通車200台・1日600円。マイクロバス1,200円、大型バス2,000円(いずれも7日前までに要予約。土日祝と特別行事の日は大型車の駐車不可)。年中無休で普通車は予約不要(2026年9月確認)
日光東照宮+宝物館2,400円870円
輪王寺 大猷院(単独)550円250円
★御朱印:三仏堂・大護摩堂とも1枚500円、特別御朱印は1,000円、切絵御朱印は1,000〜1,500円。宝物殿・大猷院・常行堂などでも500〜1,000円で授与(2026年9月確認)
輪王寺券(三仏堂+大猷院)900円400円
神橋(渡橋)300円(高校生200円)100円
憾満ヶ淵無料無料

輪王寺はセット券のほうが安くなります。三仏堂400円と大猷院550円を別々に買うと950円ですが、輪王寺券なら900円です。神橋は、渡らず外から眺めるだけなら無料。

冬は東照宮の受付が15時30分で終わります。この工程表は朝9時15分に東照宮へ入る組み立てなので余裕がありますが、神橋の渡橋は11月〜3月が15時30分まで。13時に二荒山神社・神橋という順番は、冬でもぎりぎり間に合う設計です。

5. 費用と、宿の位置

項目目安(大人2名・普通車1台)備考
高速道路料金(往復)約7,000〜9,000円東北自動車道〜日光宇都宮道路
ガソリン代約4,500〜6,000円2日間でおおむね320〜370km
駐車場代約1,000〜2,000円大谷資料館は無料。日光山内は有料
入場・拝観料2名で7,600円大谷資料館1,000+東照宮1,600+輪王寺券900+神橋300 の2名分
宿泊(日光・鬼怒川温泉/1泊2食)2名で25,000〜60,000円温泉宿はここが最大の変動要因です
昼食2回・おみやげ2名で8,000〜15,000円宇都宮餃子、日光ゆば
合計2名で約53,000〜99,600円宿の選び方で倍近く変わります

宿は日光側に取るのが正解です。この工程表もそうなっていますが、2日目の朝いちばんに東照宮へ入れると、団体客が来る前の静かな陽明門を見られます。

トイレ。宇都宮城址公園、大谷資料館、日光山内の各境内、道の駅が基点になります。多気山城の登城路には設備がありません。

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宿の例向いている人
日光金谷ホテル歴史あるクラシックホテルに泊まりたい人
TAOYA日光霧降霧降高原で温泉を楽しみたい人
大江戸温泉物語Premium 鬼怒川観光ホテル鬼怒川温泉で食事と温泉を楽しみたい人

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情報の確認について。入場料・開館時間・休館日・駐車場は2026年8月時点で各公式サイトを確認して記載しています。ただし、これらは変わります。お出かけ前に必ず公式の情報でご確認ください。
・アクセス情報・料金(大谷資料館)
・拝観時間・料金(日光東照宮)/拝観のご案内(日光山 輪王寺)/神橋(とちぎ旅ネット)

▼ この日は日光・鬼怒川温泉に宿泊。

【2日目】徳川の聖地 ― 世界遺産・日光

時刻スポット・行程見どころ・メモ
09:00出発:宿 → 日光山内へ
09:15日光東照宮(世界遺産)(参拝・見学約100分)日光東照宮見どころ:国宝「陽明門」、三猿、国宝「眠り猫」、家康の墓所(奥宮・宝塔)
拝観料:大人・高校生1,600円/小中学生550円。宝物館とのセット券は2,400円/870円(宝物館単独は大人1,000円)
拝観:4月1日〜10月31日 9:00〜17:00/11月1日〜3月31日 9:00〜16:00。受付は閉門30分前まで
11:00日光山輪王寺 大猷院(たいゆういん)(参拝・見学約60分)大猷院見どころ:三代将軍・家光の霊廟。黒と金を基調にした重厚な意匠と、国宝の本殿・相の間・拝殿、夜叉門
拝観料:大人550円/小中学生250円。三仏堂とのセット「輪王寺券」は大人900円/小中400円(三仏堂+大猷院+宝物殿+逍遥園は大人1,000円)
拝観:4月〜10月 8:00〜17:00/11月〜3月 8:00〜16:00(閉門30分前に受付終了)
★三仏堂も見るなら、別々に買うより輪王寺券が安くなります(400+550=950円 → 900円)
12:00ランチ:日光山内・門前(約60分)グルメ:日光ゆば料理、湯波御膳。
13:00二荒山神社(ふたらさんじんじゃ)&神橋(しんきょう)(参拝・見学約45分)神橋見どころ:勝道上人が開いた日光山岳信仰の聖地と、朱塗りの神橋(国指定重要文化財)
料金:二荒山神社の境内は無料(神苑は別途)
神橋の渡橋料:大人300円・高校生200円・小中学生100円。外から眺めるだけなら無料
渡橋:4月〜10月 8:30〜16:30/11月〜3月 9:30〜15:30(最終入場は30分前)
駐車場:参拝者用の有料駐車場
13:45憾満ヶ淵(かんまんがふち・並び地蔵)(散策約30分)憾満ヶ淵見どころ:大谷川沿いの渓谷と、数えるたび数が変わると言われる「並び地蔵(化け地蔵)」
料金:屋外・散策自由・無料
※川沿いの遊歩道を歩きます。歩きやすい靴で。増水時は近づかないでください
14:45日光田母沢御用邸記念公園(たもざわごようていきねんこうえん)(見学約60分)田母沢見どころ:大正天皇の静養所として、紀州徳川家の江戸中屋敷などを移築・統合した御用邸
入園料・開園時間・休園日は日光田母沢御用邸記念公園の公式サイトでご確認ください
駐車場:あり
駐車場あり駐車場:2時間まで普通車300円・大型車1,500円・二輪車150円。開園は4〜10月が9:00〜17:00(受付16:00まで)、休園は毎週火曜(祝日の場合は翌日)と年末年始。ただし4/10〜5/9、8/13〜16、10/15〜11/14、1/2〜5は休まず開園。入園料は大人600円・小中学生300円(2026年9月確認)
15:45帰路:日光宇都宮道路〜東北自動車道で都内へ(18:15頃到着)

宇都宮城址公園の現地写真(運営者が実際に歩いて撮影したものです)

水堀の水面に土塁と櫓が映る宇都宮城址公園の本丸
水堀の水面に土塁と櫓が映る宇都宮城址公園の本丸
間近から見た宇都宮城の復元櫓
間近から見た宇都宮城の復元櫓
宇都宮城址公園の土塁の上に続く白い土塀と復元された櫓
宇都宮城址公園の土塁の上に続く白い土塀と復元された櫓
堀ごしに見上げた宇都宮城の土塁と櫓
堀ごしに見上げた宇都宮城の土塁と櫓
宇都宮城址公園の水堀と土塁、背後に市街地のビル
宇都宮城址公園の水堀と土塁、背後に市街地のビル
宇都宮城址公園の清水門の説明板
宇都宮城址公園の清水門の説明板

写真は運営者が実録 歴史旅シリーズで実際に歩いたときのものです。

よくある質問

日光の駐車場は混む?
東照宮周辺の駐車場は、紅葉の時期や休日の昼前に満車になりやすいです。朝早めに着くと安心です。

雨の日でも楽しめる?
東照宮・輪王寺・二荒山神社は雨でも拝観できます。大谷資料館は地下なので天気に関係なく見学できます(中はかなり涼しいので上着を)。

6. 宇都宮・日光の歩き方 ― 餃子とゆば

宿泊:日光温泉・鬼怒川温泉。宿の候補は鬼怒川金谷ホテル、鬼怒川温泉 あさや、星野リゾート 界 鬼怒川など(空室・料金は予約サイトで最新をご確認ください)。
グルメ:1日目は宇都宮餃子、2日目は日光ゆば・湯波料理を。
ヒント:日光東照宮・大猷院は拝観所要が長く拝観券も別です。紅葉期(10〜11月)はいろは坂・日光山内が大渋滞するので朝早めの行動を。

この旅の道のり

  1. 09:45宇都宮城址公園見学約60分
  2. 11:00宇都宮二荒山神社参拝約30分
  3. 11:45旧篠原家住宅見学約30分宇都宮市内
  4. 13:45大谷資料館・大谷観音見学約75分
  5. 15:30多気山城跡見学約75分日光温泉・鬼怒川温泉へ
  6. 09:15日光東照宮参拝・見学約100分
  7. 11:00日光山輪王寺 大猷院参拝・見学約60分日光山内・門前
  8. 13:00二荒山神社(ふたらさんじんじゃ)&神橋参拝・見学約45分
  9. 13:45憾満ヶ淵散策約30分
  10. 14:45日光田母沢御用邸記念公園見学約60分

※モデルコースとしての目安です。時刻・所要時間は交通状況や混み具合で変わります。

徳川家康ゆかりの地(栃木)について

このコースの日光東照宮と宇都宮城は、どちらも徳川家康につながります。宇都宮城は将軍が日光社参をする際の宿城で、本丸正面の清水門を将軍が通りました。

徳川家康ゆかりの地(栃木)― 小山評定跡から日光東照宮、将軍の日光社参をたどる

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