大和郡山の歴史旅モデルコース|豊臣秀長の郡山城・春岳院・大納言塚と大河ドラマ館の回り方(大阪発・車日帰り)

郡山城
目次

1. 豊臣秀長が最後に治めた城下町 ― このコースの背景

大河ドラマ「豊臣兄弟!」の主役・豊臣秀長は、兄・秀吉の天下統一を支えた「天下一の補佐役」です。大和・紀伊・和泉を治めた秀長は郡山城を居城とし、天正19年(1591)1月22日、この城で亡くなりました。

大阪市内から車で約1時間。城跡・菩提寺・墓所が城下町の中にまとまっているので、運転も歩きも少なめで回れます。「大河をめぐる旅」シリーズ・大阪発の1本目です。

難易度・対象:初心者向け/歴史好き・大河ファン・ファミリー 所要時間目安:約8時間(大阪市内発着)

もう少し詳しく ― 秀長と大和郡山

筒井順慶の城を、秀長が百万石の城にした

郡山城は筒井順慶が築き、天正13年(1585)に入った秀長が大きく広げた城です。石材が足りず、寺の石仏や墓石まで石垣に使われました。天守台の石垣に逆さに組み込まれた「逆さ地蔵」は、その跡を今に伝えています。

秀長の死と、その後の郡山

秀長の死後、郡山は養子の秀保が継ぎますが、秀保も若くして亡くなり、秀長の家は絶えました。江戸時代には柳沢家が入り、明治まで郡山を治めます。秀長の菩提寺・春岳院と墓所・大納言塚は、城下の人びとが守り続けてきました。

秀長の家臣がどんな人たちだったかは、吉川平介とは:四国攻めの船を差配した男が、熊野の木で身を滅ぼし、秀長の面目を潰すで詳しく書いています。

100万石の城下町と、金魚

天正13年(1585)、秀長は大和・紀伊・和泉の約100万石を与えられ、郡山城に入りました。秀長は城を大きく改修するとともに、奈良の町での商売を制限して郡山に商人を集め、「箱本」と呼ばれる町ごとの自治の仕組みをつくったといわれます。今も「紺屋町」「魚町」など商いにちなむ町名が残っています。郡山が金魚の町になったのは江戸時代で、柳沢氏の藩士が副業として金魚を育てたのが始まりとされます。

2. 郡山城跡・大河ドラマ館・春岳院・大納言塚をめぐる車日帰りコース

時刻スポット・行程見どころ・メモ
09:00出発:大阪市内(阪神高速・西名阪道経由)
10:00郡山城跡(見学約75分)郡山城見どころ:天守台展望施設から大和郡山の町並み・平城宮跡・若草山を一望。天守台の石垣の「逆さ地蔵」、1983年に市民の手で復元された追手門
天守台展望施設:4〜9月 7:00〜19:00、10〜3月 7:00〜17:00
展望施設の専用駐車場はありません。周辺の駐車場を利用します
11:15豊臣兄弟!大和郡山 大河ドラマ館(見学約60分)場所:DMG MORI やまと郡山城ホール1階
開館:10:00〜17:00(最終入場16:30)
入館料:大人600円・小中学生300円、未就学児無料
★2027年1月22日までの期間限定。10月以降の休館日は11月17日・24日、12月1日、12月28日〜1月4日
12:15春岳院(秀長の菩提寺)(見学約30分)大河ドラマ館から徒歩約5分。寺名は秀長の戒名「大光院殿前亜相春岳紹栄大居士」から
拝観:9:00〜16:30(受付16:00まで)、大人500円(小学生以下無料)
12:45昼食(城下町)柳町・紺屋町のあたりで
14:00大納言塚(秀長の墓所)(見学約20分)住所:大和郡山市箕山町14。市指定史跡。毎年4月に墓前祭。静かな住宅地の中なので、見学は静かに
14:45郡山金魚資料館と城下町の散策(見学約60分)開館:10:00〜17:00、月曜休館
住所:大和郡山市新木町107
16:00帰路:大阪市内へ(17:00頃着)

3. いちばんの見どころは、天守台からの眺め

郡山城の天守台は、2017年に展望施設として整備されました。登ると、秀長が治めた奈良盆地が一望できます。朝7時から開いているので、混む前の朝いちばんに行くのがおすすめです。

春の郡山城跡は約1,000本の桜の名所で、「大和郡山お城まつり」(2026年は3月24日〜4月7日)の時期はとくににぎわいます。

4. 休みの曜日に注意

郡山金魚資料館は月曜休館です。大河ドラマ館にも不定期の休館日があります。月曜を避け、火〜日曜に出かけると全部回れます。

駐車場とトイレ

場所駐車場トイレ
郡山城跡・大河ドラマ館市の案内では、城跡観光案内所の駐車場、DMG MORI やまと郡山城ホールの駐車場、市役所の駐車場の3か所。休日は混むので、イオンモール大和郡山に停めてバスで向かう方法(片道170円)もあります城跡・大河ドラマ館
春岳院・大納言塚専用の大きな駐車場はありません。城跡のまわりに車を停めたまま歩いて回るのがおすすめ城跡や大河ドラマ館で済ませておく

大和郡山の中心部は道が細く、駐車場も多くありません。近鉄郡山駅から城跡までは歩いて約8分なので、電車で来るのも楽です。

よくある質問

電車で回れる?
回れます。近鉄郡山駅から郡山城跡まで歩いて約8分、JR郡山駅からは約18分です。春岳院と大納言塚も、城跡から歩いて行ける距離です。

大河ドラマ館はいつまで?
大河ドラマ『豊臣兄弟!』の放送に合わせた期間限定の展示です。終わりの日は公式サイトで確かめてください。

金魚すくいもできる?
町の中に金魚すくいができる店があります。「郡山金魚資料館」など金魚にちなむ見どころもあるので、時間があれば寄ってみましょう。

5. 入場料の目安(大人1人)

施設料金
郡山城跡・天守台展望施設見学自由
大河ドラマ館600円
春岳院500円
大納言塚見学自由

▶ 郡山城跡の天守台展望施設の時間・行き方は郡山城跡の見学・天守台展望施設の時間・行き方にまとめています。

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情報の確認について。開館時間・料金・休館日は2026年9月時点で公式の情報を確認して記載しています。ただし、これらは変わります。駐車場の場所と料金も含め、お出かけ前に必ず公式の情報でご確認ください。
・郡山城天守台展望施設(大和郡山市)
・豊臣兄弟!大和郡山 大河ドラマ館
・大納言塚(大和郡山市観光協会)
・郡山金魚資料館
・交通アクセス(秀長の輪 大和郡山)

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6. もっと知りたい人へ

大阪発「大河をめぐる旅」のほかのコース:近江八幡・安土 秀次の城下町と信長の城/長浜・小谷・賤ヶ岳 秀吉の出世城。名古屋から行くなら秀吉・秀長兄弟の故郷と三英傑の城(名古屋発)もどうぞ。

この旅の道のり

  1. 10:00郡山城跡見学約75分
  2. 11:15大河ドラマ館見学約60分
  3. 12:15春岳院見学約30分城下町で昼食
  4. 14:00大納言塚見学約20分
  5. 14:45郡山金魚資料館・城下町見学約60分
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