【都内発】電車 日帰り:小江戸・川越 ― 川越城本丸御殿と喜多院、蔵造りの町並みをめぐる城下町さんぽ

目次

1. 小江戸・川越 ― このコースの背景

川越は、室町期に太田道真・道灌父子が築いた川越城を中心に発展した城下町です。江戸時代には「江戸の北の守り」として重視され、歴代の川越藩主には松平家など有力大名が就きました。徳川家光・春日局ゆかりの喜多院、黒漆喰の蔵が並ぶ商家の町並みが今も残り、「小江戸」と呼ばれています。

都心から電車で約30分と近く、駅から主要スポットまで徒歩で回れるのが川越の魅力。喜多院から川越城本丸御殿、氷川神社、そして蔵造りの一番街へと歩けば、城下町の歴史と江戸情緒を半日〜一日でたっぷり味わえます。食べ歩きも充実した、電車旅にうってつけの町です。

2. 喜多院・川越城本丸御殿・川越氷川神社をめぐる電車日帰りコース

時刻 スポット・行程 見どころ・メモ
08:40 出発:池袋 → 東武東上線「川越」駅(急行で約30分) 西武新宿線「本川越」、JR川越線「川越」も利用可。
09:20 喜多院・仙波東照宮(天台宗の名刹・拝観約50分)喜多院 見どころ:徳川家光・春日局ゆかりの古刹。江戸城から移築された「家光誕生の間」「春日局化粧の間」や五百羅漢が名高い。隣接して仙波東照宮。
アクセス:本川越駅から徒歩約10分。
川越市小仙波町1-20-1/049-222-0859
拝観料(客殿・書院・五百羅漢):大人400円・小人200円
拝観:3月1日〜11月23日 平日 8:50〜16:30/日曜祝日 8:50〜16:50。11月24日〜2月末 平日 8:50〜16:00/日曜祝日 8:50〜16:20
拝観中止日:12月25日〜1月8日、2月2日〜3日、4月2日〜5日、8月16日(法要のため。年末年始とお盆は入れません
※境内の散策と仙波東照宮の参拝は無料
10:20 徒歩:喜多院 → 川越城本丸御殿へ(約20分)
10:40 川越城本丸御殿(日本100名城・見学約40分)川越城本丸御殿 見どころ:太田道真・道灌父子が築いた川越城の中心。全国でも数少ない本丸御殿の現存例で、玄関から大広間へと続く武家御殿の風格が残る。
アクセス:本川越駅からバス、または徒歩約25分。
入館料:一般100円・高校大学生50円・中学生以下無料(団体は80円/40円)
開館 9:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館:毎週月曜(休日の場合は翌日)、第4金曜(休日は除く)、12月29日〜1月3日
川越市立博物館・美術館・川越まつり会館との共通入館券があります
11:30 川越氷川神社(川越総鎮守・参拝約30分)川越氷川神社 見どころ:縁結びの神として知られる川越の総鎮守。夏の「縁むすび風鈴」の風鈴回廊や鯛みくじで人気を集める。
アクセス:本丸御殿から徒歩約10分。
料金:境内の参拝は自由・無料(お守り・おみくじは別途)
12:15 ランチ:一番街・蔵の街周辺(約60分) グルメ:うなぎ、さつまいも料理、いも菓子、小江戸ビール。
13:30 一番街 蔵造りの町並み・時の鐘(小江戸の中心・散策約60分)時の鐘 見どころ:黒漆喰の重厚な蔵が連なる「小江戸」の目抜き通り。シンボルの時の鐘は今も一日4回時を告げる。菓子屋横丁の食べ歩きも楽しい。
アクセス:本川越駅から徒歩約15分。
料金:町歩きは無料。時の鐘は外から見るもので、内部の見学はできません
※菓子屋横丁の食べ歩きは1品100〜300円程度
15:00 帰路:川越駅・本川越駅 → 池袋・新宿方面へ(約30〜40分)

3. 行ける日に注意 ― 月曜と、年末年始・お盆

川越は町歩きが中心なのでふらっと行けそうに見えますが、二つの施設に休みがあります。ここを外すと、蔵の町を歩いただけで終わってしまいます。

  • 川越城本丸御殿 ― 月曜休館(休日の場合は翌日)。第4金曜も休み(休日を除く)、12月29日〜1月3日も休館
  • 喜多院 ― 拝観中止の日があります。12月25日〜1月8日、2月2日〜3日、4月2日〜5日、8月16日は法要のため拝観できません。年末年始とお盆は入れないということです

正月の川越はにぎわいますが、喜多院の中も本丸御殿も閉まっています。初詣そのものは境内でできますし、仙波東照宮も参拝できますが、家光誕生の間や五百羅漢は見られません。これは知らずに行くと落胆します。

拝観時間も季節で変わります。喜多院は11月24日から2月末までが16時まで(日曜祝日は16時20分)。冬は早じまいです。

4. 入館料は驚くほど安い ― 合計500円

川越の良いところは、主要な史跡がとても安いことです。このコースのとおり回っても、大人1名でこれだけです。

スポット 大人 高校・大学生/小中学生
喜多院(客殿・書院・五百羅漢) 400円 小人200円
仙波東照宮 無料 無料
川越城本丸御殿 100円 高校大学生50円/中学生以下無料
川越氷川神社 無料 無料
一番街・時の鐘 無料 無料
合計 500円 中学生以下は200円

本丸御殿の100円は、全国でも屈指の安さです。現存する本丸御殿は全国でも数えるほどしかなく、そのひとつがこの値段で見られます。中学生以下は無料なので、お子さん連れにも向いています。

なお、川越市立博物館・美術館・川越まつり会館との共通入館券もあります。博物館まで足を延ばすなら、窓口で確認してみてください。

5. 概算費用(大人1名・日帰り)

項目 目安 備考
東武東上線 往復(池袋〜川越) 約1,000円 急行で片道約30分。西武新宿線・JR川越線も使えます。最新の運賃は各社の公式サイトでご確認ください
現地のバス 0〜400円 小江戸巡回バスなどもありますが、徒歩でも回れます
拝観・入館料 500円 喜多院400円+本丸御殿100円
ランチ 1,500〜3,500円 うなぎは上振れします
食べ歩き・おみやげ 500〜2,000円 菓子屋横丁、いも菓子
合計 約3,500〜7,000円 都内から日帰りできるコースとしては安いほうです

トイレ。川越駅・本川越駅、喜多院の境内、本丸御殿、川越氷川神社、一番街の観光案内所が基点になります。一番街は人が多く、店のトイレは混みます。

情報の確認について。入館料・拝観時間・休館日は2026年8月時点で各公式サイトを確認して記載しています。喜多院の拝観中止日は法要の日程で変わることがあります。お出かけ前に必ず公式の情報でご確認ください。
開館時間・入館料金・休館日(川越城本丸御殿・川越市)
喜多院(川越市)

6. 川越の歩き方 ― 一番街とグルメ

きっぷ:東武・西武・JRいずれもアクセス可。市内の周遊は「小江戸巡回バス」や「川越シャトル」が便利。
グルメ:うなぎ、さつまいもスイーツ、菓子屋横丁の駄菓子、小江戸ビール。
ヒント:喜多院→本丸御殿→氷川神社→蔵造りと歩くと効率的。週末の一番街は混雑するので午前と午後で時間帯を分けるのがおすすめ。着物レンタルで町歩きも人気。

この旅の道のり

  1. 09:20喜多院・仙波東照宮天台宗の名刹・拝観約50分徒歩で約20分
  2. 10:40川越城本丸御殿日本100名城・見学約40分
  3. 11:30川越氷川神社川越総鎮守・参拝約30分一番街・蔵の街周辺
  4. 13:30一番街 蔵造りの町並み・時の鐘小江戸の中心・散策約60分

※モデルコースとしての目安です。時刻・所要時間は交通状況や混み具合で変わります。

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