川越城・岩槻城の歴史旅モデルコース|本丸御殿・喜多院と日光御成道、駐車場と回り方(都内発・車1泊2日)

目次

1. 小江戸川越と太田道灌の城 ― このコースの背景

太田道灌が築いたと伝わる川越城と岩槻城。1日目は「小江戸」川越へ。日本三大夜戦「川越夜戦」の舞台、川越城本丸御殿、家康の知恵袋・天海ゆかりの喜多院、蔵造りの町並みと時の鐘を巡ります。

2日目は城下町・岩槻へ。岩槻城址と藩校・遷喬館、徳川将軍が日光社参に通った「日光御成道」の宿場をたどります。都心から近く、蔵の街歩きと城めぐりを気軽に楽しめる1泊2日です。

難易度・対象:初心者向け/太田道灌・川越夜戦・城下町。所要時間目安:1泊2日(都内発着)。推奨交通手段:車。

2. 川越城本丸御殿・川越夜戦跡・喜多院をめぐる車1泊2日コース

【1日目】小江戸川越 ― 本丸御殿・喜多院・蔵の街

時刻スポット・行程見どころ・メモ
08:30出発:都内(関越自動車道〜川越IC経由)
09:30川越城本丸御殿・川越城跡(見学約60分)川越城見どころ:日本100名城。東日本で唯一現存する本丸御殿の大広間と家老詰所。富士見櫓跡・中ノ門堀跡の遺構
入館料:一般100円・高校大学生50円・中学生以下無料(20名以上は80/40円)
開館 9:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館:毎週月曜(休日の場合は翌日)、第4金曜(休日は除く)、12月29日〜1月3日
※川越市立博物館・美術館・川越まつり会館との共通入館券あり
駐車場:あり
★敷地内にトイレがあります。専用の駐車場はないので、車の場合は近くのコインパーキングを利用することになります。
御城印あり御城印:頒布は終了しています(令和6年7月5日、川越市公式)。販売中と書いたままのサイトがあるのでご注意ください(2026年9月確認/御城印の一覧)
10:45川越夜戦跡・東明寺(見学約30分)東明寺見どころ:川越夜戦の激戦地となった古刹。「川越夜戦跡」の碑が建ちます
料金:境内の参拝は無料
11:45喜多院・仙波東照宮(見学約60分)喜多院見どころ:徳川家光・天海僧正ゆかりの寺。江戸城から移された「家光誕生の間」「春日局化粧の間」、五百羅漢、仙波東照宮
住所:川越市小仙波町1-20-1/049-222-0859
拝観料(客殿・書院・五百羅漢):大人400円・小人200円
拝観:3月1日〜11月23日 平日 8:50〜16:30/日曜祝日 8:50〜16:50。11月24日〜2月末 平日 8:50〜16:00/日曜祝日 8:50〜16:20
★拝観中止日:12月25日〜1月8日、2月2日(午後)・3日、4月2日〜4日、ほか院内行事のある日(年末年始は中に入れません)
※境内の散策と仙波東照宮の参拝は無料
★御朱印:閉門の30分前に受付終了。拝観中止日も御朱印は受けられないので、上の日程に注意(喜多院公式・2026年9月確認)
駐車場あり駐車場:境内の明星駐車場が120台。最初の60分200円、以降60分ごと100円(全車入庫後15分は無料)。9:00〜16:30(11月24日〜2月末は16:00まで)、入車は閉場30分前まで。1月1日〜2月2日の節分会期間は最初の180分500円・以降30分ごと200円、1月3日は交通規制で休業(2026年9月確認)
13:00ランチ:川越 一番街(約60分)グルメ:川越のうなぎ、小江戸の芋菓子・食べ歩き。
14:15一番街 蔵造りの町並み・時の鐘・菓子屋横丁(散策約90分)時の鐘見どころ:明治の大火後に建てられた蔵造りの商家群、時の鐘、菓子屋横丁
料金:町歩きは無料。時の鐘は外から見るもので、内部の見学はできません
駐車場:一番街は道が狭く歩行者が多いので、離れた駐車場に置いて歩くほうが確実です
15:30川越氷川神社(川越の総鎮守・縁結び)(参拝約30分)氷川神社見どころ:川越の総鎮守。夏の「縁むすび風鈴」と大鳥居
料金:参拝自由・無料
駐車場あり駐車場:第1駐車場あり(数十台、利用者は無料)(2026年9月確認)
16:30宿泊:川越市内へ

3. 1日目の注意 ― 月曜と、年末年始・お盆

川越は町歩きが中心なので気軽に行けそうですが、1日目の二本柱には、どちらも休みがあります。

  • 川越城本丸御殿 ― 毎週月曜休館(休日の場合は翌日)。第4金曜も休み(休日を除く)、12月29日〜1月3日も休館
  • 喜多院 ― 12月25日〜1月8日、2月2日(午後)・3日、4月2日〜4日、ほか院内行事のある日は拝観中止(法要のため)。年末年始とお盆は、家光誕生の間も五百羅漢も見られません

拝観時間も季節で変わります。喜多院は11月24日から2月末までが16時まで(日曜祝日は16時20分)。冬は早じまいです。

4. 2日目は、ほとんど無料で回れます

2日目の岩槻・鳩ヶ谷は、城跡も陣屋跡も街道歩きも、すべて無料です。1泊2日でこれだけ回って、有料なのは1日目の2か所だけという、費用対効果の高いコースです。

スポット大人時間・休み
川越城本丸御殿100円
高校大学生50円・中学生以下無料
9:00〜17:00(入館16:30まで)/月曜・第4金曜・12月29日〜1月3日休館
喜多院(客殿・書院・五百羅漢)400円(小人200円)季節で変動。年末年始とお盆は拝観中止
東明寺・仙波東照宮・一番街・氷川神社無料参拝・町歩き自由
岩槻城址公園・久伊豆神社無料公園の散策・参拝自由
鳩ヶ谷宿・赤山陣屋跡無料街道歩き・見学自由
入館料の合計500円1泊2日でこの金額です

岩槻城の黒門には、少し変わった来歴があります。さいたま市指定の有形文化財で、岩槻城が廃城になったあと浦和へ移されて埼玉県庁の正門などに使われ、昭和45年になって現在地へ移築されました。ただし公開は外観のみで、内部は見学できません。

また、岩槻藩遷喬館は埼玉県内で唯一現存する藩校の建物です。開館時間と料金はさいたま市の公式サイトでご確認ください。

5. 駐車場とトイレ

2日目は駐車場に困りません。岩槻城址公園にも赤山陣屋跡にも駐車場があります。困るのは1日目の川越、それも一番街です。

場所駐車場メモ
川越城本丸御殿あり市街の東側。東明寺までは近い
喜多院有料境内の南側
一番街・菓子屋横丁市営駐車場・周辺コインパーキング休日は混雑。道が狭く歩行者が多いので、離れた駐車場から歩くほうが確実
岩槻城址公園あり公園は広く、ゆっくり歩けます
赤山陣屋跡あり堀と土塁が残る広い遺構

トイレ。川越城本丸御殿、喜多院、一番街の観光案内所、川越氷川神社、岩槻城址公園、赤山陣屋跡が基点になります。鳩ヶ谷宿の街道歩きは市街地なので困りません。

よくある質問

川越は泊まる価値がある?
日帰りの人が多い町ですが、泊まると夕方や朝の空いた蔵造りの町並みを歩けます。

本丸御殿の休みは?
川越城本丸御殿は月曜が休館日です(祝日の場合は開館)。行く前に確認しておきましょう。

6. 概算費用(大人2名・普通車1台・1泊2日)

項目目安備考
高速道路料金(往復)約2,500〜4,000円関越〜東北道・首都高。ETC割引で変わります
ガソリン代約2,000〜3,000円2日間でおおむね120〜150km
駐車場代約1,000〜2,000円2日目はほぼ無料。川越の一番街周辺のみ
入館料2名で1,000円本丸御殿100円+喜多院400円の2名分
宿泊(川越市内/1泊)2名で12,000〜30,000円ビジネスホテルなら下がります
昼食2回・食べ歩き2名で6,000〜12,000円うなぎと芋菓子は上振れします
合計2名で約23,500〜52,000円宿の選び方で大きく変わります

宿はどこにする? PR

宿の例向いている人
川越東武ホテル川越駅の近くで、蔵造りの町へ出やすい人
川越プリンスホテル本川越駅の近くに泊まりたい人
スーパーホテル埼玉・川越 天然温泉大浴場つきで、価格をおさえたい人

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情報の確認について。入館料・拝観時間・休館日・文化財の公開状況は2026年8月時点で各公式サイトを確認して記載しています。喜多院の拝観中止日は法要の日程で変わります。岩槻城址公園の保存車両など、屋外展示は状況が変わることがあります。お出かけ前に必ず公式の情報でご確認ください。
・開館時間・入館料金・休館日(川越城本丸御殿・川越市)
・喜多院(川越市)
・岩槻城址公園(さいたま市)/岩槻城城門(黒門・さいたま市)

▼ この日は川越(小江戸)に宿泊。

【2日目】岩槻 ― 岩槻城と日光御成道

時刻スポット・行程見どころ・メモ
09:00出発:宿 → 岩槻方面へ
09:45岩槻城址公園・岩槻城跡(見学約75分)岩槻城見どころ:続日本100名城。荒川・元荒川の低湿地に築かれた城で、復元された曲輪や三の丸の空堀・土塁が残ります
住所:さいたま市岩槻区太田3-4
★黒門はさいたま市指定有形文化財。岩槻城廃城後に浦和へ移されて埼玉県庁の正門などに使われ、昭和45年に現在地へ移築されました。公開は外観のみで、内部は見学できません(さいたま市公式)
園内には東武1720系「デラックスロマンスカー」の先頭車も保存されています(保存状況は変わることがあるので現地の案内でご確認ください)
料金:公園の散策は無料/駐車場:あり
11:00岩槻藩遷喬館(せんきょうかん)&岩槻城下町散策(見学約45分)遷喬館見どころ:埼玉県内で唯一現存する藩校の建物(県指定史跡)。人形の街として発展した岩槻の町並みと老舗の和菓子店
料金・開館時間はさいたま市の公式サイトでご確認ください
12:00岩槻 久伊豆神社(ひさいずじんじゃ・岩槻総鎮守)(参拝約30分)久伊豆神社見どころ:岩槻の総鎮守。長い参道で知られ、岩槻藩の崇敬を集めた古社
料金:参拝自由・無料
12:45ランチ:岩槻・浦和方面(約60分)グルメ:岩槻の総菜・うなぎ、さいたまの地の味。
14:00日光御成道・鳩ヶ谷宿&日光御成道歴史館周辺(川口市)(見学約60分)鳩ヶ谷見どころ:徳川将軍家が日光東照宮への参詣に使った「日光御成道」の宿場・鳩ヶ谷宿。本陣跡と街道の面影
料金:街道歩きは無料
15:15川口市立文化財センター または 赤山陣屋跡(伊奈氏陣屋)(見学約60分)赤山陣屋見どころ:関東郡代として利根川の治水と新田開発に尽力した伊奈忠次・忠治父子の拠点「赤山陣屋跡」。広大な堀と土塁が残ります
料金:見学自由・無料/駐車場:あり
※川口市立文化財センターの開館時間・料金は川口市の公式サイトでご確認ください
16:15帰路:東北自動車道・首都高で都内へ(17:30頃到着)

川越の現地写真(運営者が実際に歩いて撮影したものです)

川越城本丸御殿
川越城本丸御殿
川越城本丸跡の土塁と御殿の屋根
川越城本丸跡の土塁と御殿の屋根
川越城図の説明板
川越城図の説明板
川越城本丸門跡の石標
川越城本丸門跡の石標
県指定史跡 川越城跡の石碑
県指定史跡 川越城跡の石碑
川越大師 喜多院の門前
川越大師 喜多院の門前

写真は運営者が実録 歴史旅シリーズで実際に歩いたときのものです。

7. 川越・岩槻の歩き方 ― 宿とグルメ

宿泊:川越(小江戸)。宿の候補は川越東武ホテル、川越プリンスホテル(本川越駅直結)など(空室・料金は予約サイトで最新をご確認ください)。
グルメ:1日目は川越のうなぎ・芋菓子・食べ歩き、2日目は岩槻の総菜・うなぎを。
ヒント:川越・岩槻は都心から近く道が混みやすいので、町並みはコインパーキング+徒歩が快適です。

この旅の道のり

  1. 09:30川越城本丸御殿・川越城跡見学約60分
  2. 10:45川越夜戦跡・東明寺見学約30分
  3. 11:45喜多院・仙波東照宮見学約60分川越 一番街
  4. 14:15一番街 蔵造りの町並み・時の鐘・菓子屋横丁散策約90分
  5. 15:30川越氷川神社参拝約30分川越市内へ
  6. 09:45岩槻城址公園・岩槻城跡見学約75分
  7. 11:00岩槻藩遷喬館(せんきょうかん)&岩槻城下町散策見学約45分
  8. 12:00岩槻 久伊豆神社参拝約30分岩槻・浦和方面
  9. 14:00日光御成道・鳩ヶ谷宿&日光御成道歴史館周辺見学約60分
  10. 15:15川口市立文化財センター または 赤山陣屋跡見学約60分

※モデルコースとしての目安です。時刻・所要時間は交通状況や混み具合で変わります。

このコースの城の御城印について

川越城の御城印は、令和6年7月5日で頒布が終了しています。他のサイトには販売中と書かれたままのものがありますので、ご注意ください(川越市公式)。

頒布場所と料金は御城印はどこで買える? 公式で確認できた頒布情報まとめに一覧でまとめています。頒布場所や料金は変わることがあるので、お出かけ前に公式サイトでご確認ください。

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