【都内発】電車 1泊2日:秩父・長瀞 ― 秩父神社と秩父夜祭、荒川の岩畳と宝登山をめぐる古社と渓谷の旅

目次

1. 秩父・長瀞 ― このコースの背景

秩父は、武甲山を望む盆地に開けた信仰の里です。関東屈指の古社・秩父神社を総鎮守とし、日本三大曳山祭に数えられる「秩父夜祭」で知られます。秩父三十四箇所の観音霊場が点在する巡礼の地でもあり、市街には古社が集まります。荒川の上流・長瀞には、名勝の岩畳と、日本武尊ゆかりの宝登山神社が待っています。

池袋から特急ラビューで約80分。1日目は秩父神社やまつり会館、今宮神社、羊山公園をめぐって秩父温泉に泊まり、2日目は秩父鉄道で長瀞へ。荒川のライン下りと宝登山の眺めを楽しめます。古社と渓谷、名物グルメを味わう、電車で行く秩父路の2日間です。

2. 秩父神社・秩父まつり会館・今宮神社をめぐる電車1泊2日コース

【1日目】秩父神社と秩父の古社めぐり

時刻 スポット・行程 見どころ・メモ
08:00 出発:池袋 → 西武特急ラビューで「西武秩父」駅(約80分) 秩父鉄道や飯能乗換も利用可。
09:30 秩父神社(秩父総鎮守・参拝約40分)秩父神社 見どころ:関東屈指の古社で、秩父夜祭の舞台。左甚五郎作と伝わる「つなぎの龍」「北辰の梟」などの彫刻
アクセス:西武秩父駅から徒歩約15分/料金:境内の参拝は自由・無料
10:20 秩父まつり会館(見学約30分)秩父まつり会館 見どころ:ユネスコ無形文化遺産「秩父夜祭」の笠鉾・屋台を常設展示
アクセス:秩父市番場町2-8(秩父神社のそば)/0494-23-1110
入館料:一般500円/小中学生250円
開館:4月〜11月 9:00〜17:00/12月〜3月 10:00〜17:00(入館受付は16:30まで)
休館:3月〜11月は第4・第5火曜/12月〜2月は毎週火曜、12月29日〜1月1日
11:05 今宮神社(龍神の古社・参拝約20分)今宮神社 見どころ:秩父霊場ゆかりの古社。樹齢1000年ともいわれる大ケヤキ「龍神木」
アクセス:秩父神社から徒歩約10分/料金:参拝自由・無料
11:40 ランチ:秩父市街(約60分) グルメ:わらじカツ丼、秩父そば、みそポテト。
13:00 羊山公園(芝桜の丘・散策約40分)羊山公園 見どころ:秩父市街と霊峰・武甲山を望む高台の公園
料金:ふだんは無料。芝桜の期間だけ有料(2026年は4月10日〜4月30日の8:00〜17:00、一般500円・中学生以下無料)。見頃は4月中旬〜5月初旬で、5月1日以降は無料
アクセス:西武秩父駅から徒歩約20分

3. 1日目の注意 ― 秩父まつり会館は火曜が休みです

秩父の市街でお金がかかるのは、秩父まつり会館と、春の芝桜だけです。秩父神社も今宮神社も参拝は無料。そのぶん、まつり会館が閉まっているとこの日は物足りなくなります。

  • 3月〜11月 ― 第4・第5火曜が休館
  • 12月〜2月 ― 毎週火曜が休館
  • 12月29日〜1月1日も休館

開館時間も季節で動きます。4月〜11月は9:00から、12月〜3月は10:00からで、入館受付はいずれも16:30まで。冬に朝いちばんで寄る予定なら、1時間ずらす必要があります。

羊山公園は、ふだんは無料です。芝桜の期間だけ入園料がかかり、2026年は4月10日〜4月30日で一般500円(中学生以下は無料)でした。見頃は4月中旬から5月初旬。5月1日以降と、芝桜の時期以外は無料で入れます。

4. 2日目のお金 ― ライン下りとロープウェイで3,200円

この旅でいちばん費用がかかるのは、2日目の長瀞です。ライン下りとロープウェイの両方を使うと、大人1名で3,200円になります。先に知っておくと予算が組みやすいはずです。

体験 大人 小人・メモ
長瀞ラインくだり(A・Bコース/約3km・約20分) 通常期2,000円
繁忙期2,200円
小人(3歳以上)1,000円/繁忙期1,100円
10〜40分間隔で随時運航。当日窓口で購入
全コースの営業は見合わせ中(乗り継ぎで案内)
宝登山ロープウェイ(往復) 1,200円(片道700円) 小人(3歳以上)往復600円・片道350円
9:40〜17:00運行
岩畳の散策・宝登山神社 0円 歩くだけ、参拝するだけなら無料です

気をつけたいのは、平日のロープウェイの本数です。土日祝は15〜45分間隔で動きますが、平日は30分〜1時間間隔になります。山頂でのんびりしていると次の便まで待つことになるので、降りる便を決めてから登るほうが安心です。

また、ライン下りは天候と増水で運航が止まります。行く日の朝に秩父鉄道の公式サイトで運航状況を確認してください。止まっていた場合でも、岩畳を歩くだけで十分に見ごたえがあります。

5. 概算費用(大人1名・1泊2日)

項目 目安 備考
西武線・秩父鉄道 約4,000〜5,000円 特急ラビュー込み。急行なら安くなります。最新の運賃は各社の公式サイトでご確認ください
秩父まつり会館 500円 小中学生250円
羊山公園 0円(芝桜期は500円) 中学生以下は無料
長瀞ラインくだり 2,000円 繁忙期は2,200円
宝登山ロープウェイ(往復) 1,200円 歩いて登れば0円
宿泊(秩父・長瀞/1泊2食) 12,000〜25,000円 時期と宿で大きく動きます
昼食2回 2,500〜5,000円 わらじカツ丼、長瀞のかき氷
合計 約22,000〜39,000円 宿の選び方で幅が出ます

トイレ。西武秩父駅、秩父まつり会館、羊山公園、長瀞駅、ロープウェイの山麓駅・山頂駅が基点になります。

情報の確認について。入館料・運賃・営業時間・休館日は2026年8月時点で各公式サイトを確認して記載しています。ライン下りは天候で運休し、芝桜の有料期間は毎年決まり直します。お出かけ前に必ず公式の情報でご確認ください。
ご利用案内(秩父まつり会館)
羊山公園 芝桜の丘(秩父観光なび)
料金・ご乗船方法(長瀞ラインくだり・秩父鉄道)
営業案内・料金(宝登山ロープウェイ)

▼ 宿泊:秩父温泉/長瀞温泉(宿名候補:秩父温泉 花のやど/ホテル長瀞/和銅鉱泉 姉ヶ崎旅館)。武甲山を望む宿が多い。空室・料金は予約サイトで最新をご確認ください。

【2日目】長瀞・岩畳と宝登山神社

時刻 スポット・行程 見どころ・メモ
09:00 出発:宿 → 秩父鉄道で「長瀞」駅へ
09:30 長瀞・岩畳(ライン下り)(散策・舟下り約80分)長瀞・岩畳(ライン下り) 見どころ:荒川が刻んだ渓谷。国指定名勝・天然記念物の「岩畳」と、名物のライン下り
アクセス:秩父鉄道「長瀞」駅から徒歩約5分。岩畳を歩くだけなら無料
長瀞ラインくだり:Aコース/Bコース(約3km・約20分)通常期 大人2,000円・小人(3歳以上)1,000円。繁忙期は大人2,200円・小人1,100円
10〜40分間隔で随時運航。当日、乗船券発売窓口で購入します
全コースの営業は見合わせ中で、乗り継ぎでの案内になります(秩父鉄道 公式)
11:00 宝登山神社・宝登山(参拝+ロープウェイ約70分)宝登山神社・宝登山 見どころ:日本武尊の伝説を伝える古社。ロープウェイで登る山頂から秩父盆地を一望できます
アクセス:長瀞駅から徒歩約10分/神社の参拝は無料
宝登山ロープウェイ:大人(12歳以上)片道700円・往復1,200円/小人(3歳以上)片道350円・往復600円
運行:9:40〜17:00。土休日は15〜45分間隔、平日は30分〜1時間間隔と本数が変わります
12:20 ランチ:長瀞(約60分) グルメ:阿左美冷蔵のかき氷、そば、鮎。
13:40 帰路:長瀞 → 秩父鉄道・西武線で池袋方面へ(約2時間)

6. 秩父・長瀞の歩き方 ― 宿とグルメ

きっぷ:西武「秩父フリーきっぷ」+秩父鉄道が便利。長瀞のライン下りは往復or片道コースあり。
グルメ:わらじカツ丼、秩父そば、みそポテト、長瀞の天然氷かき氷。
宿:秩父市街泊は1日目観光に、長瀞泊は2日目に便利。
ヒント:芝桜(4月中〜下旬)や秩父夜祭(12月)は大混雑。ライン下りは増水時運休あり、事前確認を。宝登山ロープウェイの時刻も要チェック。

この旅の道のり

  1. 09:30秩父神社秩父総鎮守・参拝約40分
  2. 10:20秩父まつり会館見学約30分
  3. 11:05今宮神社龍神の古社・参拝約20分秩父市街
  4. 13:00羊山公園芝桜の丘・散策約40分
  5. 09:30長瀞・岩畳散策・舟下り約80分
  6. 11:00宝登山神社・宝登山参拝+ロープウェイ約70分長瀞

※モデルコースとしての目安です。時刻・所要時間は交通状況や混み具合で変わります。

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