1. 豊臣兄弟が生まれた中村から、信長の清洲、家康の岡崎へ ― このコースの背景
大河ドラマ「豊臣兄弟!」の主役、秀吉と秀長は尾張国の中村(今の名古屋市中村区)の生まれです。名古屋の周りには、信長が居城とした清洲城、家康が生まれた岡崎城もあります。
このコースでは、1日で秀吉・秀長兄弟、信長、家康のゆかりの地をめぐります。「大河をめぐる旅」シリーズ・名古屋発の1本目です。
難易度・対象:初心者向け/大河ファン・ファミリー 所要時間目安:約8時間30分(名古屋駅周辺発着)
もう少し詳しく ― 三人の天下人と一人の補佐役
清洲城は、信長の出陣と秀吉の飛躍の舞台
清洲城は、信長が尾張をまとめる拠点とした城です。永禄3年(1560)の桶狭間の戦いでは、信長はここから出陣しました。信長の死後の天正10年(1582)には、後継ぎを決める清須会議がこの城で開かれ、秀吉が天下へ踏み出すきっかけになります。
岡崎城は、家康が生まれ、独立した城
岡崎城は、家康が天文11年(1542)の暮れに生まれた城です。桶狭間の戦いの後、今川家から離れた家康はこの城に戻り、やがて信長と同盟を結びます。清洲から岡崎への道は、そのまま二人の同盟の道でもあります。
秀長がどのように出世したのかは豊臣秀長はどう出世したのか:田を耕していた小一郎が百万石になるまでで詳しく書いています。
中村の町に残る、秀吉と清正の生まれた場所
中村公園のあたりは、秀吉と加藤清正が生まれた土地と伝わります。公園の中心にある豊国神社は、明治時代に地元の人たちが秀吉をまつって建てた神社です。そのとなりの常泉寺には秀吉の産湯の井戸と伝わる井戸があり、公園の東の妙行寺は清正の生家の跡に建てられたお寺とされます。秀吉と清正は母親どうしが縁続きともいわれ、同じ村から天下人と大名が出たことになります。弟の秀長もこの中村で生まれ育ちました。
2. 中村公園・清洲城・岡崎城をめぐる車日帰りコース
| 時刻 | スポット・行程 | 見どころ・メモ |
|---|---|---|
| 09:00 | 出発:名古屋駅周辺 | |
| 09:30 | 中村公園・豊国神社・秀吉清正記念館 | 秀吉・秀長兄弟と加藤清正の故郷。秀吉を祀る豊国神社 名古屋市秀吉清正記念館:9:30〜17:00、観覧無料 休館:月曜(祝日の場合は次の平日)・第4火曜・12月29日〜1月3日 駐車場:26台、1回300円(30分以内は無料)、9:00〜19:00。公園西側の南向き一方通行の道から入ります |
| 11:00 | 清洲城![]() | 信長が桶狭間へ出陣した城、清須会議の舞台。天主閣は1989年に再建 開館:9:00〜16:30 休館:月曜(祝日は開館)・12月29日〜31日 入場料:大人400円・小中学生200円 駐車場:無料 |
| 12:30 | 昼食 | 味噌煮込みうどん、ひつまぶしなど |
| 14:00 | 岡崎城・三河武士のやかた家康館![]() | 家康が生まれた城と、家康と三河武士の資料館 開館:9:00〜17:00(入館16:30まで)、休館は12月29日〜31日 入場料:岡崎城 大人300円、家康館 大人400円、共通券 大人650円 駐車場:有料(通常期30分150円、混雑期30分300円) |
| 15:30 | 八丁味噌の蔵(カクキュー八丁味噌の郷) | 岡崎城から西へ八丁(約870m)の地にあることが名の由来とされる八丁味噌の蔵元。個人は予約なしで見学可。見学は10:00〜16:00(平日は毎時00分、土日祝は毎時00分・30分) |
| 16:30 | 帰路:名古屋へ(17:30頃着) |
3. 月曜は避けて出かける
秀吉清正記念館と清洲城は月曜休館です。記念館は第4火曜も休みなので、水〜日曜に出かけると安心です。
4. 時間に余裕があれば:大樹寺
岡崎城から車で約15分の大樹寺は、松平家の菩提寺です。桶狭間の戦いの後、逃げてきた家康がここで自害しようとしたところを、住職に諭されたと伝わります。
駐車場とトイレ
| 場所 | 駐車場 | トイレ |
|---|---|---|
| 中村公園・秀吉清正記念館 | 中村公園文化プラザの駐車場(26台、1回300円・最初の30分は無料、9時〜19時)。入口は公園の西側の一方通行の道路 | 公園内・文化プラザ |
| 清洲城 | 城の前に無料駐車場 | 城のまわり |
| 岡崎城 | 岡崎城公園駐車場(有料)。桜まつりなどの時期は料金が上がったり、使えなかったりする日も | 岡崎公園内 |
秀吉清正記念館は、月曜に加えて第4火曜日も休館です(祝日の場合は開館)。開館は9時30分〜17時で、観覧は無料。中村公園文化プラザの2階にあります。
よくある質問
電車で回れる?
回れます。中村公園は地下鉄東山線の中村公園駅から歩いて約10分、清洲城は名鉄新清洲駅かJR清洲駅から歩いて約15分、岡崎城は名鉄東岡崎駅から歩いて約15分です。ただし3か所の移動に時間がかかるので、車のほうが1日で回りやすいです。
どの順番で回る?
名古屋市内の中村公園から始めて、北の清洲城、最後に南東の岡崎城へ向かうと、名古屋に戻りやすい順番になります。岡崎城は17時まで(入館は16時30分まで)なので、午後の早めに着くようにしましょう。
秀長ゆかりの場所もある?
秀長も中村の生まれです。記念館では秀吉・秀長兄弟の時代の資料も展示されることがあるので、行く前に展示内容を確かめておくと楽しめます。
5. 入場料の目安(大人1人)
| 施設 | 料金 |
|---|---|
| 秀吉清正記念館 | 無料 |
| 清洲城 | 400円 |
| 岡崎城・家康館 共通券 | 650円 |
▶ 名古屋城の入場料・駐車場は名古屋城の入場料・開園時間・駐車場にまとめています。
▶ 岡崎城の入館料・家康館との共通券は岡崎城の入館料・開館時間・行き方にまとめています。
▶ 清洲城の入場料(大人400円・駐車場無料)は清洲城の入場料・駐車場にまとめています。
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中村公園は名古屋駅から地下鉄で2駅です。翌日に名古屋城や犬山城へ足をのばすなら、名古屋駅の近くに泊まると動きやすくなります。
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・名古屋市秀吉清正記念館(名古屋市)
・清洲城(清須市)
・三河武士のやかた家康館 利用案内
・カクキュー八丁味噌 工場見学
・秀吉清正記念館 利用案内(名古屋市)
・岡崎城公園 アクセス・駐車場(岡崎市観光協会)
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6. もっと知りたい人へ
大阪から秀長ゆかりの地をめぐるなら大和郡山 豊臣秀長ゆかりめぐり(大阪発)もどうぞ。
この旅の道のり
- 09:30中村公園・秀吉清正記念館見学約75分
- 11:00清洲城見学約60分昼食
- 14:00岡崎城・家康館見学約75分
- 15:30八丁味噌の蔵見学約45分



