1. 城下町ごと引っ越した「清洲越し」 ― このコースの背景
慶長15年(1610)、家康は名古屋城を築き始め、尾張の中心だった清洲の町を、武士も町人も寺社もまるごと名古屋へ移しました。これが清洲越しです。名古屋城の石垣は、加藤清正ら豊臣恩顧の大名たちが積みました。
このコースでは、清洲城から出発し、名古屋城、清洲越しでできた商人町の四間道、尾張徳川家の宝を伝える徳川美術館まで、名古屋の町の始まりを1日でたどります。
難易度・対象:初心者向け/名古屋の歴史好き・ファミリー 所要時間目安:約8時間(名古屋市内発着・車。地下鉄とバスでも回れます)
▶ 名古屋城の入場料(2026年10月から1,000円)・駐車場・回り方は名古屋城の入場料・開園時間・駐車場にまとめています。
▶ 清洲城の入場料(大人400円・駐車場無料)は清洲城の入場料・駐車場にまとめています。
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もう少し詳しく ― 名古屋城と那古野城
名古屋城の二之丸のあたりには、かつて那古野城がありました。信長は幼いころ、この那古野城の城主になっています。家康は、大坂の豊臣家を囲むように名古屋城を築かせ、九男の義直を城主にしました。
詳しくは名古屋城:豊臣を囲うために豊臣恩顧の大名が積んだ石垣、那古野城跡:五歳の吉法師が城主になった館、清洲城:信長が一族から奪った尾張の中心と、町ごと名古屋へ移された清洲越しで書いています。
清洲越しで、何が名古屋へ移ったのか
慶長15年(1610)ごろから、清洲の町は家臣も町人も寺社もまとめて名古屋へ移りました。移った人は数万人ともいわれ、町名や寺の名前もそのまま持ち込まれています。堀川に架かる五条橋は、清洲の五条川に架かっていた橋を移したものと伝わり、名前にその名残があります。「思いがけない名古屋ができて、花の清洲は野となろう」とうたわれたほどの大移動でした。
四間道の名前の由来
元禄13年(1700)の大火のあと、火事の燃え広がりを防ぐために、堀川沿いの商人町の裏道を四間(約7m)に広げました。これが「四間道(しけみち)」の名の由来です。道の東側には石垣の上に土蔵が並び、清洲越しの商人たちの町の面影を残しています。
2. 清洲城・名古屋城・四間道・徳川美術館をめぐる日帰りコース
| 時刻 | スポット・行程 | 見どころ・メモ |
|---|---|---|
| 08:45 | 出発:名古屋市内 | |
| 09:00 | 清洲城![]() | 清洲越しの出発点。9:00〜16:30、月曜休館(祝日は開館)、大人400円、無料駐車場 |
| 10:30 | 名古屋城(本丸御殿・清正石・那古野城跡)![]() | 2018年に復元が終わった本丸御殿。加藤清正が運んだと伝わる大石「清正石」、二之丸の那古野城跡の碑 開園:9:00〜16:30(本丸御殿は16:00まで)、休みは12月29日〜1月1日 観覧料:大人500円、2026年10月1日から1,000円 駐車場:正門前ほか、普通車30分250円 |
| 12:30 | 昼食 | 名古屋めし |
| 13:45 | 四間道の町並み | 清洲越しで移ってきた商人たちの町。土蔵と町家、屋根神が残ります。名古屋駅から歩いて約15分 |
| 15:00 | 徳川美術館・徳川園 | 尾張徳川家に伝わる宝を展示 10:00〜17:00(入館16:30まで)、月曜休館、一般2,000円 2026年12月14日〜2027年1月4日は休館 |
| 16:30 | 解散 |
3. 月曜は避けて出かける
清洲城と徳川美術館は月曜休館です。火〜日曜に出かけてください。
名古屋城では、天守は閉館中ですが、復元された本丸御殿の障壁画や天井の飾りは必見です。清洲城とあわせて見ると、「引っ越す前の城」と「引っ越した先の城」の違いがよくわかります。四間道では、屋根の上に小さな社を祀る屋根神を探しながら歩くと楽しめます。
徳川美術館は12月14日〜1月4日も休館になります(2026年度)。年末に行くときは注意してください。
駐車場とトイレ
| 場所 | 駐車場 | トイレ |
|---|---|---|
| 清洲城 | 無料駐車場 | 城の周りの施設で |
| 名古屋城 | 正門前などの駐車場(普通車30分250円) | 城内の各所 |
| 四間道 | 専用駐車場はなく、周辺のコインパーキング。名古屋駅から歩くのもおすすめ | 円頓寺商店街の周り |
| 徳川美術館・徳川園 | 徳川園北の市営地下駐車場(79台・25分100円、1日最大1,000円)、美術館横のコインパーキング(17台) | 館内・園内 |
よくある質問
車なしでも回れる?
回れます。清洲城は名鉄新清洲駅かJR清洲駅から歩いて15分ほど、名古屋城は地下鉄市役所駅から、四間道は名古屋駅から歩いて行けます。徳川美術館は市バスか、JR・名鉄の大曽根駅から歩いて10分ほどです。
名古屋城の天守には入れる?
今は入れません。天守は閉館中で、本丸御殿と城内の庭や石垣を見学できます。
時間が足りないときは?
徳川美術館は見どころが多く、じっくり見ると1時間半以上かかります。時間がないときは、清洲城と名古屋城、四間道の3か所にしぼると、清洲越しのテーマはしっかりたどれます。
4. 入場料の目安(大人1人)
| 施設 | 料金 |
|---|---|
| 清洲城 | 400円 |
| 名古屋城 | 500円(2026年10月1日から1,000円) |
| 徳川美術館 | 2,000円(高校・大学生1,200円、中学生以下無料) |
| 徳川園 | 300円(中学生以下無料) |
| 四間道 | 散策自由 |
・清洲城(清須市)
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・名古屋城観覧料・駐車場料金の改定について
・四間道の町並み(名古屋コンシェルジュ)
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5. もっと知りたい人へ
名古屋発のほかのコース:秀吉・秀長兄弟の故郷と三英傑の城/桶狭間の戦い/小牧・長久手の戦い
この旅の道のり
- 09:00清洲城見学約60分
- 10:30名古屋城見学約120分昼食
- 13:45四間道散策約60分
- 15:00徳川美術館・徳川園見学約90分



