1. 信長が居城を移しながら天下に近づいた道 ― このコースの背景
織田信長は、清洲から小牧山、そして岐阜へと居城を移しながら勢力を広げました。永禄6年(1563)に美濃攻めのため小牧山城を築き、永禄10年(1567)に斎藤氏の稲葉山城を落として「岐阜」と名を改め、岐阜城を本拠にします。
このコースでは小牧山城と岐阜城で信長の歩みをたどり、最後は国宝の現存天守がある犬山城で締めくくります。
難易度・対象:初心者向け/城好き・ファミリー 所要時間目安:約8時間45分(名古屋市内発着)
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▶ 犬山城の入場料・混雑・行き方は犬山城の入場料・開館時間・行き方にまとめています。
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・犬山城 市営駐車場(犬山観光ナビ)
・れきしるこまき アクセス・駐車場
もう少し詳しく ― 3つの城の役割
小牧山城は「仮の城」ではなかった
小牧山城は、美濃攻めのための一時的な城と考えられてきました。しかし発掘で山頂の石垣やまっすぐな大手道が見つかり、信長が本格的な城と城下町を築いていたことがわかっています。
岐阜城と、麓の信長の館
岐阜城は金華山の山頂にあり、信長は麓に豪華な館を建てて暮らしました。発掘では巨石を並べた入口や、金箔を貼った瓦が見つかっています。信長が「天下布武」の印を使い始めたのも、岐阜に移ってからです。
詳しくは岐阜城(稲葉山城):信長が天下布武を掲げた城と、山麓の居館跡と小牧山城跡:仮の城ではなかったで書いています。
岐阜の山の上と下 ― 信長の「天下布武」
永禄10年(1567)に美濃を手に入れた信長は、稲葉山城を岐阜城と改め、ここから「天下布武」の印を使い始めます。信長は山の上の城だけでなく、ふもとに豪華な居館を建て、訪れた宣教師ルイス・フロイスを案内しました。フロイスはその庭や建物の美しさを書き残しています。今、ふもとの岐阜公園では信長公居館跡の発掘が進み、巨石を使った石垣や庭の跡が見られます。
2. 小牧山城・岐阜城・犬山城をめぐる車日帰りコース
| 時刻 | スポット・行程 | 見どころ・メモ |
|---|---|---|
| 08:30 | 出発:名古屋市内 | |
| 09:00 | 小牧山城跡・れきしるこまき![]() | 信長が美濃攻めのために築いた城。発掘で見つかった石垣を、麓のれきしるこまきで原寸で再現 開館:9:00〜17:00(入館16:30まで)、第3木曜休館 入館料:大人200円(山頂の小牧山歴史館と共通) |
| 10:30 | 岐阜公園・信長公居館跡・金華山ロープウェー | 麓の信長公居館跡は見学無料・無休。ロープウェーで山頂へ(約3分)、山頂から濃尾平野を一望 ロープウェー運賃:往復 大人1,300円・小人650円 岐阜城天守は2027年10月末まで休館 駐車場:岐阜公園の駐車場(普通車179台) |
| 12:30 | 昼食(岐阜・川原町) | 長良川沿いの古い町並み |
| 14:00 | 犬山城・城下町![]() | 国宝の現存天守。最上階の廻縁から木曽川を一望。城下町で食べ歩き 開城:9:00〜17:00(入場16:30まで)、休みは12月29日〜31日 入場料:大人1,000円・小中学生200円 |
| 16:30 | 帰路:名古屋市内へ(17:15頃着) |
3. 岐阜城が休館中でも行く価値はある
天守には入れなくても、ロープウェーで登る金華山の山頂からの眺めと、麓の信長公居館跡は見られます。信長が暮らした館の跡は、天守よりも信長の姿を身近に感じられる場所です。
4. 時間に余裕があれば:墨俣一夜城(大垣市)
秀吉が一夜で城を築いたという伝説の地です。岐阜での昼食の後に寄り、犬山城を15:00頃にするとまわれます。伝説の実際は墨俣城(墨俣一夜城):一夜で建ったのか、誰が建てたのかで書いています。
駐車場とトイレ
| 場所 | 駐車場 | トイレ |
|---|---|---|
| 小牧山(れきしるこまき) | 小牧市役所の駐車場(無料・294台)、小牧山北駐車場(50台、最初の2時間無料) | れきしるこまき、山のふもと |
| 岐阜城(岐阜公園・金華山ロープウェー) | 岐阜公園 堤外駐車場(最初の1時間無料、以降有料) | ロープウェー山麓駅・岐阜公園内 |
| 犬山城 | 市営の犬山城第1駐車場(140台)・第2駐車場(123台)は1時間300円・1日最大1,800円、第3駐車場(150台)は1時間200円 | 城のまわり・城下町 |
岐阜城の天守は改修工事のため2027年10月末まで休館中です。ロープウェーは動いていますが、点検のため2026年12月1日〜28日と2027年1月7日〜2月16日は運休します。
よくある質問
岐阜城が休館中でも山頂まで行く価値はある?
あります。山頂からは長良川と濃尾平野が見渡せ、信長が見ていた景色を味わえます。ふもとの信長公居館跡も、休館中でも見学できます。
犬山城は混む?
休日は昼前後に天守の入場待ちの列ができます。このコースでは最後に回るので、閉館(17時、入場は16時30分まで)に間に合うように岐阜を出ましょう。
電車で回れる?
小牧山は名鉄小牧駅、岐阜城はJR・名鉄岐阜駅からバス、犬山城は名鉄犬山駅から歩いて約20分です。3か所を1日で回るなら車のほうが楽です。
5. 入場料の目安(大人1人)
| 施設 | 料金 |
|---|---|
| れきしるこまき・小牧山歴史館 | 200円 |
| 金華山ロープウェー(往復) | 1,300円 |
| 信長公居館跡 | 無料 |
| 犬山城 | 1,000円 |
・れきしるこまき(小牧市観光協会)
・岐阜城天守閣(岐阜市)
・ぎふ金華山ロープウェー 運賃・営業案内
・信長公居館跡(岐阜の旅ガイド)
・国宝犬山城 観覧案内
泊まりで行くなら
6. もっと知りたい人へ
名古屋発のほかのコース:秀吉・秀長兄弟の故郷と三英傑の城/桶狭間の戦い/小牧・長久手の戦い
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この旅の道のり
- 09:00小牧山城跡見学約75分
- 10:30岐阜公園・金華山見学約120分川原町で昼食
- 14:00犬山城・城下町見学約150分



