1. ルートの歴史的背景と概要
徳川将軍家が日光社参や鷹狩りで訪れた江戸北郊の宿場・街道の歴史から、豊臣秀吉の小田原攻めで石田三成の水攻めを跳ね返した名城「忍城(おしじょう)」へと足を延ばすルート。江戸の北の防衛線と、関東平野に咲いた戦国・江戸の歴史ロマンを堪能できます。
忍城の水攻め:1590年、豊臣秀吉の命を受けた石田三成が2万の大軍で忍城を包囲し、大規模な堤防(石田堤)を築いて水攻めを行った。しかし成田氏の強固な守りと豪雨による堤防決壊で持ちこたえ、小田原本城が落城するまで落ちなかった。
江戸北郊と徳川将軍:葛飾・足立周辺は徳川将軍家の御用屋敷や鷹場が置かれ、水戸街道や日光道中の重要拠点として発展した。
難易度・対象:初心者〜中級者向け/歴史好き・ドライブ好き・映画「のぼうの城」ゆかりの地 所要時間目安:約7〜8時間(都内発着)
2. 日帰りモデルコース(巡回順・推奨交通手段:車)
08:30 出発:都内(首都高〜中央環状線〜東北自動車道〜羽生IC経由)
Spot 1: 忍城址・行田市郷土博物館(埼玉県行田市)(10:00・見学約90分)
見どころ:「関東七名城」の一つ。再建された御三階櫓、広大な水堀の面影、石田三成の水攻めに耐え抜いた「浮き城」の遺構。
駐車場:無料駐車場あり(行田市郷土博物館併設)。
Spot 2: 石田堤史跡公園(11:45・見学約45分)
見どころ:石田三成が忍城を水攻めにするために築いた全長約28kmにおよぶ「石田堤」の遺構と断面展示。
駐車場:無料駐車スペースあり。
ランチ:行田市内(12:45・約60分)
グルメ:行田名物「ゼリーフライ」「フライ」、武蔵野うどん。
Spot 3: 東関頭(水戸街道)・柴又帝釈天・矢切の渡(東京都葛飾区)(14:15・見学約60分)
見どころ:江戸時代から続く葛飾柴又の門前町と、将軍や庶民が行き交った江戸川の「矢切の渡し」。
駐車場:柴又公園駐車場(有料)または周辺コインパーキング。
Spot 4: 水元公園・小合溜(葛飾区)(15:30・見学約45分)
見どころ:徳川将軍家の鷹場や遊水地として整備された小合溜(こあいだめ)の広大な水辺景観。
駐車場:広大な有料駐車場あり。
16:30 立ち寄り:柴又ハイカラ横丁または参道でお土産購入
17:00 帰路:四木IC経由で都内中心部へ(18:00頃到着)
3. 旅の攻略・周辺おすすめ(グルメ・宿泊地)
主な利用IC:東北自動車道「羽生IC」または加須IC/首都高速「四木出入口」
ドライブのアドバイス:国道122号や16号周辺は日中混雑するため、東北道や首都高を効率よく使うのがポイントです。行田から葛飾への移動は葛飾区方面へ戻りながら巡るとスムーズです。